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第3回震災復興チャリティコンサートのこと


8/25 第3回震災復興チャリティコンサート 大阪うたごえ協議会 堺・泉北支部主催 福島県から関西に避難されている 森若さんの お話。沁みました。現地の立場を理解して 誤解のない報道をしてほしいと思います。被災者が言われること「日常が失われること」なのです。「隠されていること」がわかった時のショックが大きいです。福島での報道 東京の報道 関西の報道 違うんです。
情報に煽動され 正しい情報に枯渇している 彼女たちの今の状態。だから いろんな新聞や情報を探し照合するんです。日本はこういうところなのか。 自分を責めます。

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例をあげると その年の4月春の制服を着ていると 明日から「長袖のシャツとズボンを着てください。」説明は 一時的な通達です。「放射能が危険なんだ」。一方、東京では 「がれきの処理が進み 住民も後片付けに追われています、福島がんばれ!」って。こんな状況でどうがんばれるというの?関西では 放射能の安全性について京都大学の小出先生が登場 報道されていた。
子どもたちは外にでて遊ぶこともできないので 週末は 県外に出かけていき外で遊んでいるのです。

世界の国から 日本に対し 疑問符がついています。
原発の問題をほおっておいて オリンピック、TPP、魚の国際条約の交渉をすすめるにあたり、疑問をぬぐうことができません。アメリカやドイツでは 海洋汚染の記事をとりあげて 未解決されてない現状を伝えています。

昭和30年代 原子力は平和のために活用する未来のエネルギーとして時のトップが決めました。(もちろんリスクなど想定していません)エネルギー政策の国と 経済途上の自治体と インフラ提供の電力会社です。その後、時々問題がおきながらも最小限に食い止めてきた。そして「もんじゅ」「プルサーマル」など危険な原発をつくった。
唯一の被爆国で広島・長崎など慰霊祭を毎年行って「核廃絶」を訴えている。
先日、イスラエルに「自業自得で 原爆を落とされ、セレモニーをやっている滑稽な国」と高官にいわれた。
核不拡散条約「NPT」に署名できるはずがありません。なぜなら ベトナムやトルコに「原発の輸出」をしたからです。生成された核の廃棄物は日本で処理すると謳っています。「原子炉の運転等により生じた原子力損害については、製造物責任法の規定は適用しない」と明記されています。PL法には原子力は責任を問われないとありますが、それなら輸出していいのでしょうか・・・

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一方、、昭和40年代の「オイルショック」により石油が4倍に跳ね上がった時、原子力のおかげで インフレを最低限に抑えることができた。恩恵を受けているのです。
技術は 原子力規制委員会(法的)日本原電(技術提供)。東京電力は 運営会社ですが 技術は持っていないと思われる。原子力規制委員会は 原子力基本法により管理されています。やれることとできないことがあります。一日でも早く 海洋汚染を解決 、他の原発の再臨界・メルトダウンを回避する国としての対策を。

入場者(113名)の66500円は 宮城県仙台市うたごえ協議会に送られます。趣旨に賛同いただき、ご協力ありがとうございました。