Tag: そば

韃靼蕎麦「ダッタンそば」


韃靼蕎麦 ダッタンそば タタール人が好んだそばに因む。
産地は ロシア・モンゴル・中国北部など。日本では北海道、東北の一部、また長野県長和町で生産されている。
長和町では「霧山ダッタンそば」という。標高1400mのこのあたりは霧山という地域だった。

ふつうのそばと明らかに違う点。「ルチン」が100倍以上。
ビタミンPといわれ 血液をさらさらにし 脳疾患を防き また血圧上昇抑制に効果があるとされる。
苦みのある蕎麦 黄色い色をしている。そば特有の麺のざらみがなくパスタのような風合い。

私は、ご飯か麺といわれれば「麺」と答えるほどの麺類好き。
特に、そば派 パスタ派で うどんをあまり食さない。それから細麺を好む。
気をつけたいのが炭水化物の摂りすぎかな。

メニューには「十割」と「八割」がある。八割だと 小麦が混ざっているので 十割より炭水化物量は少ない。
食してみる。そばつゆは薄味に。尾張そばとは全然違う。信州のそばは甘いというが。
ダッタンそばの事。和風パスタのような食感。薬味は、大根おろし、みょうが、大葉。
大葉がよかった。隠し味として茗荷(みょうが)がいい。ねぎやわさびは合わないそうだ。

最後に そば湯がでてきたが 黄色で濃厚。私は、そば派なので そばだけで終わるのは勿体ない。
できれば そば湯をいただきたい。そば屋で食す時は「冷たいそば」を注文し、そば湯を飲むことにしている。
もちろん そばつゆやワサビ、ネギなど全部平らげてしまったうえで。
そば湯にも味がある。薄い味のものは残念だ。濃い味は「そば茶」と呼ぼう。

この霧山ダッタンそばのそば茶をみよ。黄色の濃厚な色。
コーンスープをすすっているようで 蕎麦の実の風味を鼻で感じることができる。

ごちそうさま。贅沢な一品であった。他に、天麩羅があるよう。また、食べてみることにする。

「緑の花そば館」長野県長和町霧山

ダッタンそばにつけるそばつゆは薄味。信州のそばは甘いというが。ダッタンそばだからね。

黄色いジュースのような これが「ダッタンそば茶」。コクがある。

7月上旬は 蕎麦の実ができる時期。