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オシフィエンチム(アウシュビッツ)


オシフィエンチム、(ポーランド語)重い響きがする。負の世界遺産「アウシュビッツ」強制収容所のことである。ホロコースト(ユダヤ人大量殺人)600万人とも言われる犠牲者がでた。アンネフランクの日記をご存じだろうか。学校の教科書にのっていた。小さい頃は戦争自体も知らないので本当のことかと思ったが。

何回か訪れた。胸が痛くなる。ユダヤ人というだけで・・・ 人間はここまで卑劣になれるのか。ここは、壮絶な収容所。ガス室、おびただしい靴、衣服、眼鏡、義足、カバン、髪の毛・・・恐怖に満ちている。

例えば、収容所へ行く電車は、つねに満員だ。それは「満足に飯を食わしてあげるから」と洗脳した。収容者は、そんな事もしらずに電車に乗り込んでいく。
髪の毛を剃り、靴、眼鏡、カバンをとりあげ、抵抗できないようにした。また、体には、収容者番号を縫い付けた。
義足:収容者は何らかの人体実験の材料になっている。劇薬、毒物のテストで、例えば方足を切断して、体を不自由にし、投薬しどれくらい生きながらえるかなど。そして、ガス室:風呂に入れてやるからと言ってガス室に大量の収容者を閉じ込め、毒物で殺戮する。それは、人間のやることでなく 気の狂った獣がする事だ。

日本では広島・長崎に原爆がおとされた。広島におとされた原爆よりも、長崎に落とされた原爆の方が放射能の性質が強い(ストロンチウムなど)。
他の都市にも原爆を落とすという告知が8月10日に捲かれた。無条件降伏しないと全滅するとのこと。戦争は、どちらかが勝つか負けるかまで行うので犠牲者が多くなる。本土空襲、沖縄の地上戦など凄惨な戦争の負の遺産、忘れてはならず、繰り返してはならない。戦争は、双方にとってプラスなどないんだ。

 

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