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ハル・ノート(Hull note)『最後通牒』


本当に 怖い事なんだけど 北朝鮮の威嚇行為は 続くと思われる。

日本から手を出すことは できない。憲法があるので。自衛隊が 日本 米国 韓国の 合同訓練はしていても ただちに実戦に配備されることはない。

恐れているのは 日本海へのミサイル射撃で 米軍に攻撃が加わったときである。日米安保の関連で 自衛隊が出動するかもしれない。

これまでは 自衛隊は 災害などの救助に 大きな力を果たしていたが その任務は 減ってしまうだろう。また 最近 志願による 自衛隊への入隊は 少しづつだが 増えているという。通信制御の任務でも入隊ができるようになっている。これも 兵力のひとつ。

戦争をするには 国家元首が一方的に行うのでなく、基本的には政府や国会などの承認などが必要である。ただ 緊急に奇襲を受けた時 それを防御する事や一時的な反撃を行うのは あり得ると思う。奇襲を受けたのであれば 世論としては 「受けた喧嘩は 買ってやる」となり 戦力を持たない程度にまで攻撃し降伏させる というのは やれる。

しかしながら 兵器の種類によっては 最新兵器を使用した 全面戦争にもなりかねない。もちろん 一般市民 在留の方の安全をどう確保するかの問題もあり 簡単ではない。

威嚇する 挑発するというのは そういう段階である。
北朝鮮からすれば アメリカが 撃ってきたとすれば ロシアや中国が 味方してくれるという選択肢を引き出そうとしているのだ。

アメリカは 逆に 北朝鮮が 撃ってくれば 徹底的にやろうと思っているはずだ。その時 ロシアや中国も 北朝鮮を批判するだろうから。

実は 70年も前に ハル・ノートという議事があったのだ。
教科書では習えない 日本 近代史 国家をゆるがす 重要な事項。

日米交渉末期の1941年11月26日に、アメリカ国務長官ハルが、日本側が提示した「乙案」を拒否後に、アメリカ側の提案として提示したもの。日露戦争以降に東アジアで築いた全てを放棄するとの内容に、日本側では今なお「(事実上の)最後通牒であった」と解釈されている。
外務大臣、東郷茂徳や、昭和天皇もそれを認めている。

どの程度 関わっていたのかは 定かではない。この時 すでに 日本軍は 真珠湾近くに駐留していたとされる。この 機密文書が見つかったことにより 歴史認識の一幕にこれが関係する。

ハル・ノート(Hull note)

無条件降伏か 戦争をするかの 最後通告をせしめたり これが 真珠湾攻撃の引き金となったのは確実だろう。アメリカは 自分から戦争をしかけをしないで させる方向に持っていけば 世論は戦争を肯定するであろう選択なのである。

太平洋戦争開戦直前の日米交渉において、1941年(昭和16年)11月26日(日本時間11月27日にアメリカ側から日本側に提示された交渉文書。アメリカ側の当事者であったコーデル・ハル国務長官の名前からこのように呼ばれている。正式には合衆国及日本国間協定ノ基礎概略(Outline of Proposed Basis for Agreement Between the United States and Japan)と称するもの。
冒頭に「厳秘 一時的且拘束力ナシ」(Strictly Confidential, Tentative and Without Commitment)という但し書きがあり、アメリカ政府の正式な提案ではなく、ハルの「覚書」という側面がある。アメリカでは「ハル・ノート」ではなく、1941年11月26日アメリカ提案、あるいは「”Ten Points”」と呼ばれている。