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三本滝 乗鞍高原


三本滝 乗鞍岳(標高3026m)の麓にある 3本の川の合流点にある滝。標高1800m 無名沢の滝 小大野川の滝 黒い沢の滝 落差は50~60m

三本滝レストハウスから 「かもしかの径」徒歩30分ほど。
ガイドには「登山」とは書いてないが 木の道や滑りやすいと書いてある。樹林帯を行くのだ。
いきなりの木道 段差があり 間違ってもパンプスやサンダルでは行かない方がよい。
「登山届のいらない トレッキング」と言えようか。・・・何が違うのか。
行き交う人の装備をみると ポールを持たない人が多いようだが、私は持っていくのが吉。アップダウンがあるのなら
ポールで3点補強ができると膝への負担を軽減できるから。ポールを使わなくても歩行できる方はどうぞ。

ザックは必要なものだけ入れる軽いもの。ルート 行きは いきなり下りで楽ちん しかし これが帰りがこわい。じわじわ感の登りは、結構 膝にくる。

2012年から毎年 乗鞍岳に登っている。夏山だけど 時期や時間を変えてみたりで
この山の雄大さが改めて感じられる。3000m級の山で 日帰りで登れるなんて 贅沢すぎる。

3000mならでは 山裾の広いことや 火山灰のおかげで そばの産地が広がっていること
これだけの大きさなので 植物も豊富。

私の前に 70歳代と60代の夫婦がいた。「NHKで 乗鞍岳の滝をみたので行ってみたくて。」
滝が好きで いろいろ行っているのだが「来てよかった」という感じです。ありがとう。
2ショット うまく撮れているかな。

植物の写真が 普段よりうまく撮れた。風で揺れたり ピントがずれたり 角度があわなくて結構難しいが、今回は 色がよい。
なぜなのか わからないけど。

滝には、15分はその場にいるようにしている。この滝は、間近まで近寄ることができる数少ない希少なもの。
水しぶきを受けながら 何も考えない時間が過ぎてゆく。それでよいのだ。
日差しの入りによっては 虹が見られる。

日本の滝100選に入る 素晴らしい滝。比較的たやすく見られる。

 

毎秒 滝がよどみなく流れ落ちるにも関わらず そこに生命が宿るとは。このコケが凄い・・・ いつ生まれてここまでたどり着いたのか・・・

ただ驚くばかり。


梓水神社 オーヴ 静かな聖域


梓水神社 静かな聖域 あずさみずとよぶ。乗鞍信仰と関連がある。

梓川は 上高地周辺を流れる川で 信濃川水系犀川の上流域で 透明度が高く 水量も豊富で 地下水・雪解け水を含んでいるとされている。神事に使う梓弓の産地でもあった。

さて、乗鞍高原に、梓水神社がある。境内は緑が多く 森が深い 瀧が流れている。また、多くの神が祭られている。梓水神の鎮座する乗鞍岳の山宮として建立。「日本三代実録」には、平安時代867年に従五位下を朝廷から預かっており、約1150年の歴史がある。厳かな雰囲気と自然美に溢れる。93段の階段を上ると、素晴らしい彫刻を有する拝殿が。伝説「御池」は、じゅんさいが植生している。

ある方から教えていただいたのだが この写真には オーヴ(宝珠)がたくさん写っていると。たしかに この日は 雨が降って 水玉が反射したものだと思う。湿気は多かったかな。拝殿の「鏡」は、魔力そのもので、悪い事はできないと悟った。自然っていいな。