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2017.11.25「ジョイフルピアノフェスタ2017」村松崇継さんゲストの事


11/25(土)「ジョイフルピアノフェスタ2017」村松崇継さんゲストの事

前回は 昨年7月夏だった。今回は晩秋。このフェスタは ピアノソロが多いが「ピアノと楽器」も可能。多くの応募があったが予選を通過。本日の演奏が実現した。にしくん & なってぃ は普段(リコーダー と アコーディオン)なのだが クラリネット & ピアノで出演。

構成は 第一部 午前 第二部 ゲストコーナー 第三部 午後の部に分かれる。 演奏曲は 村松崇継さんの「彼方の光」第一部のトリ 選曲について 前回 村松崇継さんのライブを聴いて 気にいった曲原曲の調性はD それを1音さげCとし、クラリネットB管に相応しいかたちへ書き直した。

スタインウェイ フルコンサートグランドピアノは憧れの頂点でもある。他にも ベーゼンドルファー ファツィオリ ヤマハ カワイがある。スタインウェイ フルコンサートグランドピアノは 15,000,000円以上する。世界で価格が最高のピアノは ヤマハの CF-X と カワイの SK-EX だ。ピアノは 10本の指を使って 鍵盤を押す事によって発音し ペダルを使用し より多くの音を組み合わせることができる オーケストラに次いで大衆的な音楽を担っている。そのため 管弦楽とピアノ 独奏楽器とピアノ 声楽とピアノ ピアノ4手 など バリエーションが豊富にあり 音楽の多様性をのぞめる。短所は 音が減衰すること。断定的な音は仕方がない。音色を変えるのが難しいこと。声楽的か打楽器的かである。そして、ピアノは持ち運びが不便で自分の楽器で演奏できない事がネックである。一発勝負なのだ。

果たしてうまくいったのだろうか。練習時、録音して自分の演奏を聴くようにはしている。テンポは オリジナルよりゆっくりめ クラリネットの低音の響き、高音の特徴や息使いをひきたてながら 前半は導入部弱め 中間部は少し強め その後の「ピアノソロ」で情熱を強め、コーダは最強音で感情を高めクラリネットと同じ気持ちに、黄昏の音はクラリネットがする。司会の方が「とても柔らかいピアノの音色でしたね。感動しました。」と言っていただいている。今、本番時の音源を編集中です。機会がありましたら 私のピアノとクラリネットの音楽をお聴きいただけると思います。

今回の注目点は 第2部 ゲストコーナー 村松崇継さんのピアノと 学校合唱部大編成とのコラボレーション「いのちの歌」作詞 竹内まりや(MIYABI)作曲 村松崇継 ドラマで マナカナのサウンドは聴いていたが それはポップなサウンドでいい歌であることは間違いないのだが エッセンスがもうひとつ引き出せていないと思った。本日は、合唱(混声合唱)指揮とピアノバージョン。よく練られており アカペラのところもある。ピアノがオーケストラの役を対等に果たし さらに引き立て盛りたてる。まさに村松崇継さんの 面目躍如であった。感動で周りの人で涙している人もいたが、私も感動した。人は、打ちひしがれるような事があっても周囲の人を愛し理解しあい生きてゆく。純粋なものにひかれ癒され基本にたちかえる。それは、人とひと。そして命。

(WEB上で公開されている映像を掲載します。)

岐阜聖徳学園大学附属中学校 の感動を伝える卒業式での混声合唱 「いのちの歌」

この後は 村松崇継(ピアノ) 山下由紀子(パーカッション) 斉藤順(ベース)のコンサートも聴いた。

お気に入りの 山下由紀子さんのパーカッション。ミラクルで 村松サウンドの原石をかたちどると言ってもよいくらい マルチなパーカッションで様々な情景を演出する。

それにしても ディープな一日であった・・・