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2018.2.25「文化センターまつりゲスト」


アコーディオン50分独奏。哀愁のある音色、懐かしい音楽とともに。元気になっていただけますように。

約三十数年前、ピアノの発表会で演奏した会場。ピアノは小2の時にはじめました。当時は、ピアノはなくオルガンで練習していて 小4の時に購入していただきましたが、続くかどうかのピアノ導入の件で両親のひと騒ぎがあったのです。絶対、中3までは続けると約束がありました。部活動などあり 練習があまりできない状態もありましたが、高校三年生まで続けることができました。高校一年生の時、バンド活動で フュージョン系 ロック系のキーボード担当し 経験をさせていただきました。
二年生の春には 進学コースを選択し 数学は 代数幾何・基礎解析(確率・統計は×)社会は 世界史・地理(日本史 倫理は×)理科は 生物・地学(物理 科学は×)
で 門下の同級生と一緒に声楽・ソルフェージュの勉強をしていました。高校二年生の冬に バスケットボールの授業で 左手親指を粉砕骨折(全治3か月 長母指伸筋腱損傷)した時は、絶望になりそうでした。それでも1週間後、左手指4本でモーツァルトのソナタを弾いていた時が、自分にとって何が必要なのかを知った事でした。あの日があるからと、時に思い返すことが必要なのです。

楽屋に師匠から差し入れが届きました。何年か前に、依頼を受け学校演奏をした時に再会しました。それ以来です。今回は、メッセージ入り。達筆で感動。先生は、国公立の教育大学の音楽科、ピアノ専攻を首席で卒業されました。教養があり、ピアノだけでなく音楽美学や他の事も教えていただいたと思います。

生と小5の時、連弾したバッハのオルガン曲、覚えています(ヘルムート・ワルヒャのトッカータとフーガニ短調)。シュヴァイツアのオルガンの話なども聞かせていただきました。先生のご指導がなければ、今の私はありませんでした。元はといえば ここからだと確信します。

そのオルガンがここにありました。久しぶりに出会えました。

館長さんをはじめ、実行委員会の方に大変お世話になりました。いろいろ声をかけていただき依頼もたくさんいただきました。また、何かの形で恩返しができればと考えています。