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白駒池と高見石 北八ヶ岳


名古屋から環状線をとおり 小牧東IC ここから中央道  伊那ICまで 180km 2時間くらい 伊那から茅野にはいる。茅野市は 諏訪大社 縄文遺跡 八ヶ岳 の高山都市 標高 800mから1200mが定住地域。

北八ヶ岳 は2000m級の山々 蓼科山 麦草峠 夏沢峠まで連なる。国道299号線「メルヘン街道」で 「麦草峠」に入っていく。 標高2200m。霧で、風は冷たい 白樺も濡れていた。気温17度、上着が必要。

「白駒池」は白駒岳が噴火して堆積してできた湖で 高度2000m級では最も高い位置にある。10月は紅葉の季節で 多くの観光客が訪れる。11月からは湖面が凍り スケート場としても利用されている。シラビソ コメツガ、コケが自生し、しかも 日本の約4分の1の500種類のコケ類が ここで見られる。 「北八ヶ岳苔の会」があり生態を学ぶことができる。コケ・菌類の学者としては 南方熊楠がいる。

 

白駒池の散策 高見石への登山は ここからはじまる(標高2200m)

 

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高見石に登って(2300m) 白駒池が眼下に。大パノラマと 風が気持ちいい。ここは素晴らしいところ。

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シラカバ林 霧に濡れて

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コケの森 木に 岩に 土に はりついている。キノコも生えていて 水分が豊富なのがわかる。

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山道。初級者クラス。アイゼンつけなくても 約1時間程度で登れる。足場は悪いので 靴やズボン、汚れてもいい装備は必要。木場と石、ところどころ 泥があり気をつけて。

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「高見石小屋」。宿泊できる。2Fは70人程度収容できる。ここは 街の光がほとんどないので 天体観測に最も適していて、望遠鏡も設置されている。冬は-20度になる時もあるという。ここは、約60年前に建てられた。当時は、道の便などはよくなかったが 環境がよく、小屋を建てることができた。

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白駒池の小屋 宿泊ができる。朝や夕方の光がさす湖畔は美しい。秋は紅葉で訪れる人が多い。

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案内表示 10分くらい入ったところで分岐 植物と鳥の声。

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白駒池 標高2000m級では 最大の湖。避暑地でもあり、紅葉の季節 スケートなども楽しめる。

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高見石小屋から 突然 岩場が頂上に向かって続いている。古代 火山があり溶岩が噴出した痕跡が。かなりの落差があるが コツがあり登れる。

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高見石に登って 白駒池をのぞむ。言葉はいらない。自然がつくりだす、この景色はいつからあったのか 自然の知恵に感謝。

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