日本の国のおこりは、「古事記」「日本書紀」から、外国の記述によるもの等が遺され、謎に満ちている。先住民族はなく、北方系、南洋系、朝鮮、中国、インド、イスラム民族等が移住して「ムラ」をつくり 酋長が統治していたのだろう。「神話時代」があり紀元前660年2月11日(旧暦1月1日)が紀元節とし神武天皇以来が記述されているのだが。「後漢書」によると、弥生時代(57)光武帝が倭国の使者に金印を渡したとされ、倭国があったとされる。当時の遺跡は発掘されているが、埋葬方法は甕棺であった。その後「魏志倭人伝」には、卑弥呼(175?-248頃)が金印を授かっているとされている。卑弥呼は、神宮皇后とされている説が有力である。卑弥呼の陵墓は、奈良の箸中古墳だとされる。そこでは以西の各地から土器等の遺跡が集まっていることから、邪馬台国が九州から奈良に遷った説が有力とされている。その頃から奈良、大阪等全国的に古墳がつくられた。卑弥呼の没後は騒乱が100年程度続き、400年頃河内平野に拠点を移し、応神天皇や仁徳天皇が権力をふるっていたとされる。。大阪府堺市百舌鳥耳原陵(通称 仁徳天皇陵)は、堺市市役所展望室からその姿が望める。 |
私たちが学校で学んだ「歴史」は、奈良時代から近代まで克明に描かれておりました。神話時代は謎が多く、よくわかりません。また近代(明治、大正、昭和初期の歴史は 詳しく掲載されてなく知識が乏しいです。戦後も殆ど記述がなく、60年前からは日本は何を遺してきたのかと思いました。また、当時の陵墓名称の標記が変わっていることや、天皇陵に関する調査が殆ど進んでいないことも残念であります。もっと大切に扱っていかなければ。
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