鳳来寺山(695m)石段1425と東照宮
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鳳来寺山(標高695m)石段1425と東照宮 紅葉の名所。久能山、日光とともに三大東照宮の一つ。
鳳来寺山は 大宝3年(703年)利修仙人が開山したとされる。文武天皇時代に加持祈祷し快癒したことから伽藍がつくられた。
源頼朝が石段を寄進。徳川広忠と「於大」が男子授かり祈願を1541年(天文10年)行い家康が誕生。
家光は、1625年(寛永2年)鳳来寺(薬師如来本尊)再興、東照宮の造営を命じる。春日局が1640年(寛永17年)参詣し、翌年家綱が誕生。
1651年(慶安4年)東照宮創祀。
1931年(昭和6年)国の名勝に指定。1969年(昭和44年)天竜奥三河国定公園に登録。
愛知県の県鳥「コノハズク」の棲息地として知られている。
この日、午前10時頃に着くが 駐車場が満杯で15分ほど待った。紅葉の名所として絶大な人気をほこる。また、登拝する人が多いという。
ルートは、鳳来寺本堂側からと東照宮側があるが、台風21号の倒木被害があり、今回は東照宮側から鳳来寺山でピストン。
片道 3km×2=6km 3時間ほどの行程。アップダウンがあるが 急登は一部のみ。
山頂は見通しがよくないので、天狗岩での眺望をおすすめする。南アルプスまでのぞめる。
表参道側からは、石段を上り「仁王門」や「傘すぎ」を経て本堂、東照宮へ向かう。(0.9km 高低差 220m 上り 約1時間 下り 45分)
高さ60mと日本一高い杉の大木。樹齢は800年以上とされる。
また、ブッポウソウ(声のブッポウソウ)の主、コノハズクの棲息地である。長い間、ブッポウソウという鳥が鳴くと信じられてきたが
ブッポウソウはゲッ・ゲッ・ゲッと鳴く。「フクロウ科のコノハズク」である事が1935年発見された。
ブッポウソウを鳴かせるNHK名古屋ラジオ実況中継が鳳来寺山で6月7日~8日あり、誘われて鳴いたのが飼っていた「コノハズク」であった。
また、山梨県の森林で鳴き声を聞いて猟師が撃ち落とした鳥がブッポウソウでなく「コノハズク」であった事から 声の主が判明した。
【ルート】
駐車場A 表参道 登山口 ⇔ 鳳来寺本堂(標高450m)
パークウェイ駐車場B ⇔ 0.4km ⇔ 東照宮 ⇔ 0.2km ⇔ 鳳来寺本堂
東照宮 ⇔ 0.9km ⇔ 鷹打場 ⇔(巫女石と高座石)⇔ 0.8km ⇔ 天狗岩 ⇔ 0.6km ⇔ 鳳来寺山(標高695m)
片道 3km × 2 = 6km 約3時間
石段が特長。ここから分岐 東照宮と鳳来寺本堂へ。
東照宮 社殿 厳か。
鳳来寺本堂
天狗岩からの眺望
東照宮 国の重要文化財に指定
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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