「聖路加国際病院」 St. Luke’s International Hospital

聖路加国際病院 St. Luke’s International Hospital　聖ルカ礼拝堂

病院の最上階に十字架の尖塔がある。日野原重明氏でも知られている。
病院というよりアートスペース「聖路加画廊」

トイスラー記念館　ここを建てた精神が感じられる。

1995年3月20日、地下鉄サリン事件が起きた時、600人以上の患者を受け入れたのがこの病院だった。地下鉄茅場町駅での爆発など3か所５つの車内でまかれたサリン。私は、2週間前までは、東急線や東京メトロ丸の内線を使う事がありよく利用していたので戦慄がはしった。13人死亡、6000人以上の負傷者、第2次世界大戦時代に毒物兵器として使用されていたサリンが電車内に置かれ、神経器官がやられてしまうとんでもなく恐ろしい未曾有の事件。日本でそれが起きた。まさかサリンがだが、ICUで治療薬を投薬すると治まった。

病院の中に礼拝堂が。

聖ルカ礼拝堂　1988年　フランス　マルク・ガルニエ社　2077本　30ストップ。
1937年設置されたハモンドオルガンが移設された。

カリヨン・チャイム　1962年に米国から寄贈されたもの。

朝のある時間だった。ルカ礼拝堂は現在工事中だが、ガラス面からみることができた。荘厳な雰囲気。そして、絵画。
向かいに仮の礼拝堂。思わず膝をついてたたずんだ。なんとオルガンの音が聴こえてきたのだ・・・
練習か何かのようだが、とても柔らかい音色だった。

それから、この病院東側「聖路加ガーデンタワー」から東京スカイツリーなど「東京ウォーターフロント」の雄大な景観が。私の大好きな場所の一つ。

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。
休ませてあげよう。」