霊峰「立山」


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霊峰「立山」

立山は富士山、白山、御嶽山と並ぶ日本三霊山(白山と御嶽山が入れ替わることがある)の一つ。飛鳥時代から奈良時代にかけての越中国守の息子・佐伯 有頼 さえき の ありより 天武天皇5(676年) – 天平宝字3(759年)が『立山開山縁起』に登場、大宝元年(701年)の開山とされる。雄山神社の芦峅中宮祈願殿には、開山廟がある。広大な山容は、「立山曼荼羅」として篤く信仰されている。それは「天国」と「地獄」を体現。弥陀ヶ原や地獄谷、餓鬼の田など仏教由来の名称が多い事からもわかる。

立山は、山頂部だけでなく、山腹部、山麓部も自然の宝庫で四季が楽しめ 「立山黒部アルペンルート」が、富山県側 立山駅から ケーブルカー、高原バス、ロープウェイ、トロリーバス、長野県側 扇沢駅 までを結んでいる。

立山は山頂部 雄山(3003m)富士の折立(2999m)大汝山(3015m)の事。また、浄土山(2831m)雄山(3003m)別山(2880m)これらを「立山三山」と呼ぶ。
山域として、剣岳(2999m)真砂岳(2861m)大日岳(2501m)などがある。

立山室堂(2450m)が登山口の拠点 「立山黒部アルペンルート」高原バスの終点
ミクリガ池(2405m)周囲が600m。ハイマツが植生し、ライチョウに出逢える場所。
血の池(2382m)赤い色をした池で、酸化鉄を含んでいる。
地獄谷(2300m)火山性ガスの危険のために立ち入り規制されている。
雷鳥沢(2280m)剣岳(2999m)への導線にあたる。
山崎圏谷(カール)1905年、日本で最初に発見された氷河で形成された地形。国の天然記念物に指定。

天狗平(2300m)溶岩台地。
弥陀ヶ原(1600~2000m)湿原(餓鬼田)があり高山植物の宝庫。
大観台 だいかんだい(1470m)
美女平(977m)美女杉がある。女人禁制で、掟を破り立山に入ろうとした姫がここで動けなくなり、杉の木に変わったという。

経路 富山地鉄「立山駅」(475m)よりケーブルカーで「美女平駅」(977m)約7分 それから「美女平」バス停から高原バスで「室堂」(2450m)約50分
立山室堂 → ミクリガ池《周遊》 → ライチョウ沢 → 立山室堂(昼食)→ 室堂山 → 立山室堂 【マイカー規制のため、立山駅の無料駐車場を利用】

立山は、3000m級の高山帯なので、10月上旬に降雪があり、下旬には積雪がある。この時期に 山小屋の営業を終了するところが多い。
11月上旬に、40㎝の積雪があった。さらさらしたパウダースノーだ。その後、雨が降っていない。登山道は、雪で踏み固められている。日向は、シャーベットのようになっていた。日陰は、凍っていてツルツル。アイゼンが必要。コロナ対策の一環として、山頂部の雄山などの三山は、登頂禁止。すでに雄山神社は、8月中旬に営業を終了していた。
立山は、夏山の新緑、秋の紅葉、初冬の雪山軽登山もよい。11月オープンしている山小屋は3ケ所だけで24日でクローズ。アルペンルートも11月末まで。
12月から4月初旬まで「立山アルペンルート」は、冬季休業期。もちろん、山小屋もオープンしていない。森林限界なので強風が吹き、暴風雪もよくあり雪崩も起きる。気温はマイナス20℃になる。積雪は7m以上。「雪の大谷」では深さ20mの雪壁。登山道は不明瞭。厳しい自然で、遭難、滑落、低体温症、凍死するだろう。

初めての冬山が「立山」。ミッションは、防寒具とアイゼンの性能チェック。ミクリガ池 雷鳥沢 室堂山周遊が目的。浄土山は希望だが、行けなくてもかまわない。美女平から高原バスで標高1500mを一気に稼ぐ。高原バスはドライバーがガイドを直接行う。このガイドがなかなか凄い。見所では一時停止。気配りが効いている。みるみる内に、銀世界になりバスの中で歓声があがった。室堂に着くと、早速、雪の感触を五感で感じた。まず快晴で風がほとんどない最高のコンディション。気温はマイナス2度。一面が白いので、太陽の反射が強くサングラスが必要。スキーやスノーーボードで滑降している人がいた。雪質はよい。午後2時頃から風が冷たかった。それにしても、普通の冬服で来ている人がいたけど大丈夫だったかな。登山道以外は、ズボッと膝下まで沈み込み深みにはまる。ミクリが池周遊はところどころ高度差があり、下り坂でスリップし転びそうになった。この日、ライチョウと出逢う事はなかった。雷鳥沢まで行ってみたんだけどな。又の機会に。

高原バスから銀世界

立山室堂

浄土山方面、

ミクリガ池 氷が張っている 透明度が高い。

山崎カール(圏谷)

地獄谷

ライチョウ沢

プロフィール

nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ