紀伊國一宮「丹生都比売神社」Niutsuhime shrine world Heritage
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紀伊國一宮「丹生都比売神社」にうつひめじんじゃ Niutsuhime shrine world Heritage 世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」2004年(平成16年)7月7日 登録決定
創建 1700年以上前とされる。丹生都比売大神 (にうつひめのおおかみ)高野御子大神 (こうやみこのおおかみ)大食津比売大神 (おおげつひめのおおかみ)市杵島比売大神 (いちきしまひめのおおかみ)の四柱を祀る。
金銅琵琶【重要文化財】北条政子が寄進した宝物【鎌倉時代】
本殿四棟【重要文化財】
第一殿- 【江戸時代】正徳5年(1715年)再建。
第二殿 – 【室町時代】文明年間(1469年 – 1486年)再建。
第三殿 – 【明治時代】明治34年(1901年)再建。
第四殿 – 【室町時代】文明元年(1469年)再建。
楼門【重要文化財】明応8年(1499年)造営【室町時代】
第一殿:丹生都比売大神 – 丹生明神 不老長寿
第二殿:高野御子大神 – 狩場明神 学業成就 無病息災
第三殿:大食津比売大神 – 気比明神 食へのご利益
第四殿:市杵島比売大神 – 厳島明神 財運と芸能の神
丹生都比売神の名の国史の初見は、『日本三代実録』貞観元年(859年)正月27日条。『延喜式神名帳』では「紀伊国伊都郡 丹生都比女神社 名神大月次新嘗」と記載されている。
丹生都比売神
天野の地が紀の川の一水源地であり、空海が丹生都比売神社から譲り受けたという神領は有田川・貴志川・丹生川・鞆淵川の流域に関わってる。「丹」赤土(硫化水銀)の採掘の地。なお『丹生大明神告門』では、丹生都比売神は、天照大御神の妹神ともいわれ【稚日女尊】わかひるめのみこと。神功皇后(第14代天皇、169年~269年)が新羅へ出兵時、赤土を賜った鉾を舟にたてたところ戦勝できたため、稚日女尊の神託があった。応神天皇が社殿を造営され、紀伊山地の北西部一帯を神領として寄進された。
高野御子神
丹生都比売神の御子神といわれる。この神が関わった高野山開創伝承は、丹生氏に伝わる「神の贄のため二頭の犬を連れた狩り人の伝承」に由来する。文献『日本紀略』延喜6年(906年)条に記述がある。
気比神宮の大食比売大神、厳島神社の市杵島比売大神
承元2年(1208年)10月に北条政子の支援で行勝上人と天野の祝により勧請された。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ