ご快復を願う Ryuichi Sakamoto
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ご快復を願う 坂本龍一氏の事
ピアノという楽器と一人で向かう氏の乾いた音 坂本の真の姿が・・・
きっと 彼なりの「お開き」があるのだろう。
ある人は、こう言う、コンサート中倒れてそのまま・・・それが本望だと言う。しかし、迷惑をかけたくないのが人だから。
昇華した姿を見られるのはこれが最後なのか・・・
音楽家の坂本龍一さん(70)が11日、事前収録した無観客のピアノ・ソロ・コンサートを日本や欧米、アジアなど約30の国や地域に配信した。坂本さんはがん闘病中で、体調面から「これが最後になるかもしれない」とコメントしている。
70歳を迎えた今、この先の人生であと何回、満月を見られるかわからないと思いながらも、せっかく生きながらえたのだから、敬愛するバッハやドビュッシーのように最後の瞬間まで音楽を作れたらと願っています。
【更新】2023.1.5 22:00 NHK総合 MUSIC SPECIAL 番組で 配信コンサートの一部が公開された。
そこには、コンポーザー坂本龍一の生きる姿があった。2022年6月 ステージ4を公表。がんと闘い、自らの集大成がここに。
一つ一つの音を自らが紡ぎだす世界。バッハとドビュッシーをリスペクトし、そのスタイルがわかるような気がする。
バッハは24の平均律を確立していった。一方、ドビュッシーは、24の平均律に対して「禁じ手」という、新しい響きを開いた。
「Merry Christmas, Mr. Lawrence メリークリスマス・ミスター・ローレンス」という名曲があるが、東洋でも西洋でもないと坂本氏が語っている。
ドビュッシーに版画「塔(パゴタ)」という曲があり、ペンタトニックを使用。これはドビュッシーが西洋をみたものである。
そして、坂本氏が口にする。「雨」や「竹」の言葉に美学を感じる。特に雨は、ドビュッシーにも「雨の庭」という曲がある。
また、坂本氏と矢野氏の間の愛娘には坂本美雨(みゆ)がいる事から。安堵を感じる場所なのかもしれない。
そして、作曲に向かう。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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