ショパン/序奏とロンド変ホ長調op.16


FavoriteLoadingお気に入りに追加

ショパン/序奏とロンド変ホ長調op.16

ショパン ピアノの詩人として 親しまれている。別れの曲や 子犬のワルツなど 小品から ピアノ協奏曲 バラード スケルツォ マズルカ ノクターン 即興曲など ピアノ作品で 美しい曲をたくさんそろえている。
全曲は 200数十曲だが この中で あまり演奏されないものもある。

私は 好きなものは 舟歌 バラード4番 幻想ポロネーズ 夜想曲 16番 17番 ・・・ 晩年のものが多いのだが もっと聴いてみたい作品として 「序奏とロンド」をあげておきたい。

これは先日、音大の新人演奏会で おそらく久しぶりに?聴いたのだが 大変難しい作品のひとつ 演奏効果も高い。ロンド形式 これを学び協奏曲のロンドに活かしていったのかもしれない。ショパンの作風を物語る一つの経過点として。技巧がちりばめられており アンダンテスピアナートと華麗な大ポロネーズ 作品22 と よく似ているような雰囲気を受ける。ピアノ独奏曲としては 表現に富んでおり 何度も聴いてみたい作品。

尚、ショパン国際コンクールがあるが 第1次予選 45分以内にまとめることの中から・・・
あるグループ プレリュード 嬰ハ短調 op.45  ロンド ハ短調 op.1  ロンド・ア・ラ・マズール ヘ長調 op.5
序奏とロンド 変ホ長調 op.16 から1曲演奏とある・・・自分で開拓するショパンの作品・・・
どう弾くか 初期の作品の瑞々しいところ・・・恋焦がれている雰囲気・・・蜂起するポーランドの誇りなど

画像は ドラクロワのショパンの油彩画

ホロヴィッツの演奏がある。ニューヨーク スタインウェイ の派手な音色と ホロヴィッツの強靭なタッチ

プロフィール

Avatar photo
nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ