ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲


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ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲

ラヴェルの 響きは 何とも 感情に満ちた表現。ラヴェルの美しさ と 憂いさ が 交錯する ピアノと オーケストラの世界。
ラヴェルは オーケストラの魔術師でもあるが ピアニスティックな部分でも 魔王ぶりを発揮しているのではなかろうか。それは 夜のガスパールなどをみればわかる・・・
夜のガスパールの「スカルボ」など 超絶技巧。この曲は パラキレフのイスラメイと同等の技術以上がのぞまれ リストよりも 難しい語法が含まれているようだ。

「左手のためのピアノ協奏曲」

戦争で右手を失った ウィトゲンシュタインから依頼を受けた。不協和音こそが ラヴェルの 表現 そして 太鼓などの打楽器が添える。カデンツァ 左手のみとは思えない 和声の数々に圧倒される。続いて 管弦楽の フォルテッシモ の不協和音は、「戦争」から 生まれた音楽なのでは、そう思いながら聴いていた・・・

ジャズのようなパッセージがでてくる。ジャズは 黒人音楽がベースになっている。
融和したような音楽。

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第1部 ソロの終わり グリッサンド 後のオーケストラ 4分30秒前後
第3部 ピアノとオーケストラのトウッティ 動きに注目 14分前後

第1部 ソロと終わりと オーケストラの入り 5分20秒前後 左手のみで

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第3部  パッセージから トゥッティの 強奏 13分前後 最高音からの下降と 迫力

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プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ