2016.1.24(日)14時 ジョジョクラシック モーツァルト vol.122


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ジョジョクラシックは、クラシック音楽でリラックスできる60分。ネットラジオ(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホ タブレットはアプリ(TuneIn Radio)。 設定 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】 モーツァルト グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調
2台のためのピアノソナタニ長調より
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調より

グラスハーモニカという楽器は ベンジャミン・フランクリンが発明した楽器だが 神秘的な音色がゆえに 悪い噂がたち 1800年後半には一旦消えてしまう。今日では 少しづつ復活してきているが 珍しい音には違いない。当時、グラスハーモニカの第一人者、目の不自由な女性演奏家マリアンヌ・キルヒゲスナーと親しくしており、彼女のためにこの曲を作曲した。

アルモニカ(グラスハーモニカ)

2台のピアノのためのソナタは 4手連弾とは違い それぞれの低音域から高音域の重なるシンフォニックな響きのする楽曲となっている。第3楽章は トルコ行進曲のような楽想で 活気に満ちている。「のだめカンタービレ」でとりあげられ注目された。

ピアノ協奏曲第27番は モーツァルト最後の1791年の最初に完成 誰に献呈するわけでもなく書かれた傑作。打楽器が使われてなく どんなにフォルテッシモでも ピアノと管弦楽の響きでなしえている。第1楽章の長調と短調を往き交う楽想がもの憂い繊細な表現で、モーツァルトの天才を 最もとするところ。(YOUTUBE 6分すぎから )・・・終楽章は 「春への憧れ」が主題に使われている。この頃は スクエアピアノを真ん中に置き ピアニストが指揮者もかねて奏されることが多い。

MURRAY PERAHIA – Mozart Piano Concerto No.27

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ