バッハの教会カンタータ
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ドイツでは プロテスタント 祝日の礼拝の時 バッハのカンタータの演奏が上演されている。
バッハは月1回のカンタータの上演のための作曲を数年間行っていた。今日 残っているのは 200曲余りだが 実際には300曲程作曲された。作曲年は 1707年~08年~17年~23年~35年 一番 早くに作曲されたのは 4番 131番 106番 71番 196番 150番であるが 初期カンタータの特徴として レジタティーボ アリアがない形式となっている。コラールが中心だった。詩は 創作詩でなく 聖書からとられている。
この後 すぐに転機は訪れる。ミュールハウゼンのオルガニストは一年の任期であったが この後 カンタータの形式が変革する。ノイマイスターの詩にバッハが曲をつけ レジタティーボとアリアを持った イタリアオペラ形式にのっとった形式である。
そして ライプツィヒ時代 トーマス・カントールの官位を得たバッハは 毎週の礼拝を自作のカンタータ中心を上演した。作曲がうまく捗らない時は 再演することがあった。
バッハの 宗教曲の頂点は ミサ曲ロ短調(世界遺産) マタイ受難曲 ヨハネ受難曲 である。
モテットは9曲作曲している。バッハ以後の重要な作品として モーツァルト 晩年の傑作 アヴェヴェルムコルプス(まことのおからだ)が これにあたる。ブラームス ブルックナー フランク をはじめ 多くの作曲家がならい モテットを作曲した。
カンタータ第170番 「満ち足れる安らい、嬉しき魂の悦びよ」
安らぎの時をあたえる アルト独唱の 深い アリア 聴いてみましょう。
J.S. Bach – Cantata: BWV 170 “Vergnügte Ruh’, beliebte Seelenlust”
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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