「ミュージアムコンサート出演」2018.5.19


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「ミュージアムコンサート出演」2018.5.19 奈良県立美術館

「奈良の刀剣~匠の美と伝統-」特別展での ミュージアムコンサート にしくん and  なってぃ(アコーディオン&リコーダー)

応援団が駆けつけていただき 撮影のお手伝いなど感謝します。今回は、初夏の曲を中心に 童謡・唱歌・歌謡曲を演奏し 歌集にそって 一緒に歌いました。
場の雰囲気を演出するトークも大切です。終始、和やかな雰囲気でお楽しみいただきました。

演奏終了後、鑑賞。14時から「学芸員」によるギャラリートークがあり 大変ためになりました。
解説があると 説得力も想像力もふくらみます。その後、刀剣と工具を持ち記念撮影。

奈良県立美術館FBページより(引用)https://www.facebook.com/narakenmuseum/posts/2018429038410918
「本日(5月19日)、「にしくんandなってぃ」さんをお迎えし、ミュージアムコンサートを開催しました。アコーディオン奏者の「にしくん」とリコーダー奏者の「なってぃ」のお二人の掛け合いトークも楽しく、童謡や歌謡曲などの懐かしい曲の演奏に合わせて会場の皆さまが歌ってくださいました。
コンサートに引き続き、当館学芸員が展示室で作品を見ながら解説を行う、ギャラリートークを開催、多くのお客様にご参加いただきました。」

神代の国 日本(にっぽん)有史以来、皇室が代々受け継ぎ 皇紀二六〇〇年を迎えた。元寇の時も「神風」が吹いて侵攻されなかった。
日本領土は 島々からなる国。本州、北海道、四国、九州の島については 一度も領土を失った事はない。
(※大戦後、民族、領土、国体の保持を優先に協議され、東京軍事裁判で戦争責任者が裁かれた。)

三種の神器 八咫鏡(伊勢神宮)草薙太刀(熱田神宮)八尺瓊勾玉(皇居)
皇室は、三種の神器をもって「正統のあかし」とし、引き継いでいる。だが、壇ノ浦の戦い、南北朝時代に 三種の神器による事件が度々おこっている。

壇ノ浦の戦いでは、平時子が安徳天皇を抱え壇ノ浦の戦いで入水し、草薙剣が戻らなかった。
安徳天皇退位の宣下がない状態、後白河院のすすめで、三種の神器がないまま 後鳥羽天皇が即位した。
やがて、伊勢神宮祭主から奉られた御剣が用いられた。

また、鎌倉時代末期、譲位問題で倒幕計画が漏れ後醍醐天皇に危険がせまった。京都から三種の神器を持ち去り、

吉野に朝廷を移した(南北朝時代)。北朝の守護、足利尊氏に後醍醐天皇が渡したとされる三種の神器は贋物であった。
南北朝時代は約60年続き、後亀山天皇が北朝の後小松天皇に三種の神器を渡して退位し、南北朝が統一された。(明徳の和約)

刀とは・・・ 祭祀用である。(御神霊)尊い。触れてはならぬ。容れ物は見た事はあるが 中身は 神聖なものであり 見たものはいない。
大事に扱わないと崇りがある。刀とは武器である。元は狩猟の鏃から。石器から鉄器と変化した。鉄の産地は出雲、奈良にも鉄の産地がいくつもある。
炉に空気を送りこむ鞴の鑪(たたら)が必要だ。鉄と炭を混合させるところから 刀が生まれるのだ。また、鞘(さや)鍔(つば)柄(つか)の部分が別につくられ
合わせられる。最後の工程は 研ぎ。どんなに刀の反りなどを精巧につくったとしても 最高の砥石を使い 最高の技術で磨かないと あのような艶(美しさ)は得られないという。改めて、弥生時代からの製鉄法と刀の美術に感嘆した。

 

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ