大化の改新「多武峰」
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新元号 令和が2019年5月1日より施行される。元号について。
大化の改新(645年、大化2年)では様々な改革が行われたが、日本史上初めての元号が制定された。中臣鎌足と中大兄皇子(天智天皇)が多武峰で談合し、蘇我氏を失脚させ
天皇を主権とした政治がはじめられた。鎌足は、亡くなる前に最高位である「大織冠」を与えられ 藤原鎌足を賜った。
藤原氏はその後天皇家に入内する。平安時代、藤原良房は太政大臣を任され、摂関政治をはじめた。藤原道長をはじめ
藤原氏は摂関政治を執り続けた。親政は短期間であるが、天武天皇(673-686)桓武天皇(781-806)村上天皇(946-967)後三条天皇(1069-1072)後醍醐天皇(1333-1336)が行っている。その後、藤原氏は分氏するが現在もその子孫に引き継がれている。近衛家・鷹司家・九条家・二条家・一条家の五摂家など。三条家・西園寺家・閑院家・花山院家・御子左家・四条家・勧修寺家・日野家・中御門家などへの支流がある。ひとつの例が 伊藤、佐藤などの藤姓は、藤原氏との関連があるとされている。
現在、花山院弘匡さんは、春日大社の宮司をされている。
天武天皇7年(678年)、長男で僧の定恵が唐からの帰国後、藤原鎌足の墓を摂津安威から多武峰に移し、十三重塔を建てた。
天武天皇9年(680年)に拝殿が創建、多武峰妙楽寺としたのがはじまり。明治時代の神仏分離で談山神社とした。談山権現(藤原鎌足)を祀る。
神廟拝所に如意輪観音像と藤原鎌足像、三十六歌仙、百人一首扁額を所蔵する。藤原鎌足は万葉集に二首遺されている。
摂社、東殿(恋神社)は鏡女王を祀る。藤原鎌足の正妻。天智天皇・額田王・藤原鎌足との、歌のやりとりがあった。
情熱的な女性で、万葉集に四首遺されている。「むすびの岩座」がある。
本殿 藤原鎌足を祀る。
東殿(恋神社)鏡女王を祀る。
むすびの岩座
神廟拝所
如意輪観音像(秘仏)と藤原鎌足像
三十六歌仙、百人一首扁額
格天井 天女
総社拝殿の福禄寿大神(ケヤキ)
摩尼法井という閼伽井屋 このご神水、とても気持ちがよい。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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