吉野千本桜


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吉野千本桜 3月30日~5月6日(交通規制)※観光バスの交通整理と、一般駐車場は運営協力金(1500円)として如意輪寺やロープウェイ駅周辺などで申し受けする。

吉野山とは、山の頂上を指すのでなく、金峯山寺から大峰山寺まで南北20㎞一帯の連峰をさし、高野、吉野、熊野、参詣道が関連する。
修験道の開祖、役行者が金峯山で修業し、本尊・金剛蔵王大権現を感得される。山桜に刻んで、山上ケ岳(大峯山寺本堂)と吉野山(金峯山寺蔵王堂)に祀られた。これが金峯山寺の開創とされた。秘仏本尊蔵王権現(約7m)三体のほか、多くの尊像を安置する蔵王堂も創られ、行基菩薩によって改修され、1592年(天正20年)再建されました。檜皮葺きの大屋根は、高さ34m、四方36メートルにも及び、木造古建築では日本最大の大きさです。桜の木がご神木で 桜の苗を寄進することで多く植えられるようになり、下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)3万本ともいわれる。

南北朝時代、後醍醐天皇は吉水院を居所とした。安土桃山時代、豊臣秀吉は吉野を訪れ、秀頼を授かった。吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)の社殿は、1605年(慶長10年)豊臣秀頼が創建したとされる。しだれ桜が有名。

右殿  天萬栲幡千幡姫命 玉依姫命 瓊々杵命
正殿  天之水分大神
左殿  高皇産霊神  少名彦神  御子神

木造玉依姫命坐像 建長3年(1251年)鎌倉時代の作。像高80㎝ほど。

吉野山 花は見ぬとも 水分の 神のみまへを おうがむがよさ
水分の 神のちはひの なかりせば これのあが身は 生れこめやも
父母の 昔思へば 袖ぬれぬ 水分山に 雨はふらねど

本居 宣長

 

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ