小さな戦争遺跡「奉安殿」~竜門のてまり唄~
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小さな戦争遺跡 ~竜門のてまり唄~
著者 神林規子 光陽出版社
神林さんは 鋭い感覚で 現代と当時をクロスオーヴァーの世界に引き入れる異色の作家です。
「小さな戦争遺跡」をご紹介いただきました。
8月22日(木)13:00~ FMはしもと81.6 マコルネのおきがるタイム
2時台「トークン&トーク」のコーナーで一部ご紹介させていただきます。ネットラジオに対応
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今から74年前、今日は「終戦の日」です。戦時中、全国にあった「奉安殿」の事 ご存じですか?
御真影と教育勅語が祀られていたところです。御真影とは、天皇陛下と皇后陛下のお写真の事です。教育勅語は1910年に制定された。当時は、職員室、校長室に「奉安所」があった。生徒に対しては教育勅語の全文を暗誦することも強く求められた。特に戦争激化の中にあって、1938年(昭和13年)に国家総動員法(昭和13年法律第55号)が制定・施行されると、その体制を正当化するために利用された。そのため、教育勅語の本来の趣旨から乖離する形で軍国主義の教典として利用されるに至った。「奉安殿」の前では脱帽、最敬礼。また、教育勅語を読み誤る職員は左遷。御真影が火災、地震などで焼失・損壊した時、校長が割腹自殺をした。教育勅語を読むときに、くしゃみをした生徒に往復ビンタがとんだこと。戦争は「非常事態」繰り返してはならない。
「奉安殿」が驚く場所にあった事、これに気付く人はいるのだろうか。時代を紐解きます。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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