八ヶ岳「天狗岳」2646m


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八ヶ岳「天狗岳」日本二百名山 双耳峰 西天狗岳 2640m 《三角点》 東天狗岳 2646m

八ヶ岳は、夏沢峠を境に蓑冠山(みかぶりやま)以北を北八ヶ岳、硫黄岳以南を南八ヶ岳と呼ぶ。
北八ヶ岳は 比較的穏やかな樹林帯で縞枯(しまがれ)現象がみられるが、南側は「天狗の奥庭」など岩場が増え険しくなる。
南八ヶ岳は 岩場が多く険しい岩稜帯で赤岳、横岳、阿弥陀岳などでの鎖場、梯子、ナイフリッジがあり上級者向け。

岩場で険しい山容。それが「天狗」初級者対象だろうか。東天狗には三角点がないが、おそらく「天狗岩」(登山道に含まれず)の事を指すのだろう。天狗岩には登らず巻道でゆく。それにしても「天狗の奥庭」には驚愕。下りだったからよかったのものの 登りだとドン引きしそう。

6月に桜平から夏沢鉱泉 オーレン小屋 蓑冠山 根石岳 を登頂 大迫力の天狗岳の双耳峰をながめ 次こそはと決めていた。
体力はまだ残っていたのだが ガスで視界不良となったため引き返した。高山植物の時期は 7月~8月中旬 時期によって景色が大きく変わる そこがまたよいところ。

コースタイム(例)
A 桜平(1900m)→30分→夏沢鉱泉(2050m)→45分→オーレン小屋(2283m)→45分→蓑冠山(2580m)→20分→根石岳(2603m)→40分→東天狗

B 唐沢鉱泉(1870m)→60分→枯尾の峰(1979m)→40分→第一展望台(2416m)→25分→第二展望台(2500m)→40分→西天狗→20分→東天狗

C 唐沢鉱泉→70分→渋の湯分岐(2200m)→60分→黒百合ヒュッテ(2410m)→90分(天狗の奥庭 2383m)→東天狗

などがある 東天狗は 縦走ルートの中継地点として 黒百合ヒュッテや 中山峠(2496m)経由。また、根石岳経由などアクセスしやすい。
今回は、BとC(反行)を組み合わせ、反時計まわりの周回ルート。

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スタート 9時50分 戻り 18時15分 第一展望台と西天狗で各15分休憩 メインの東天狗で30分休憩。黒百合ヒュッテの手前で20分ほど立ち話。
久々にかなり長い時間歩いたが息切れすることがなく汗がとめどなく出ることもない。9月の2500mは寒いくらいだ。
黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉までの下りで3回滑ったが尻もちをついたのではない。コケ岩や濡れた岩には気を付けているので滑らなかったが木の根が滑った。
片足の靴底を木の根に載せ、もう片方の足が着地するまでの間に、木の根が滑り横にスライドし転ぶ。あと、泥が滑る。軽い打撲が2回、岩場の突起に膝の外側を打つ。
普段ならよく見ているのだが 疲れで視線が膝周辺には注意がいかないからだろう。内出血はしているが、日にち薬で治る。足首のサポーターや膝のプロテクトが安心かも。

気を付けた事。登山後にスプレーでアイシングしてから、ぬるま湯の温泉に浸かった。麺類が大好きで食したいが、下山まで我慢しタンパク質摂取を重視。
クエン酸ドリンクを摂り、水分不足にならないようにした。また、この登山前に「志賀山 四十八池めぐり」を行った事が功を奏したのかな。

【人となり】
1、西天狗頂上で 3名がいた。1人の女性が スマートフォンが見つからないと 2名の夫婦に相談 携帯番号を知らせ長く鳴らしてもらい
ザックの荷物をひっくりかえし、ようやくスマートフォンを取り出せ大喜び。多分、写真を撮りたかったのだろう。

2、第二展望台で 家族3名(父・母・娘)の登山。娘(10代後半?)は ここで荷物をデポし家族に預け、ペットボトルとタオルの軽装で 西天狗に登り戻ってきた。

3、天狗の奥庭 2名の夫婦 黒百合ヒュッテ方向の分岐で迷った。内側の道が近いと思っていくと「この岩ゴロ」に後悔。
中山峠経由の方がよかったのかな。

4、黒百合ヒュッテ付近 町田から来たという女性。思い立って20年ぶりに登ってきたが もう大変。午後4時頃。星を見にやってきた。
一日目は黒百合ヒュッテで宿泊 二日目はオーレン小屋に宿泊予定。ザックが小型なのに荷物を溢れんばかり、ベルトの肩がしびれている。
二日目オーレン小屋まで行けるか心配だと。
⇒ 東天狗 根石岳 オーレン小屋(片道約3時間)が大変なら デポで 黒百合ヒュッテ 東天狗 (往復約3時間)黒百合での連泊

または 途中の根石岳山荘(約90分)で宿泊できる事を説明した。無事にいってくれたかな。

 

枯尾の峰 分岐

トンボ

縞枯れ現象

第一展望台 尾根まで登りが長かった。

ここで休憩 第二展望台までは 急登はない。

視界が開け ダイナミックな八ヶ岳が。枯尾の峰

第二展望台 白くザレた岩石が 火山の影響か。

 

ここを登ると西天狗頂上 主にザレ道。

西天狗岳頂上、ガスっていたが晴れてきた。ここから20分で東天狗。ただし、登り返しと岩場がある。

さきほど登ってきた西天狗。ずんぐりした鼻のよう。

こちらは東天狗、稜線がよい。

美しい稜線の東天狗。これが見たかった。

岩場 なかなかの攀じ登り。

東天狗頂上がみえてきた。


東天狗岳頂上、ミッションを達成した。頂上は広くはない。東側は崖で切れ落ちている。

根石岳方面 →40分→ 鉄橋を渡り 稜線上に進む。

天狗岩

ここには登らずに 巻道を行く

「黒百合平分岐、中山峠か擂鉢池経由か」 今回は「擂鉢池、天狗の奥庭」を選んだ。
少し遠回り(10分しか変わらないとしている)の中山峠経由の方が結果的には早かったかもしれない。

ガスなどで視界不良の時、マーキングを見逃すと遭難する可能性があるので ○が見えなくなったら 元に戻りよく確認すること。

「天狗の奥庭」おびただしい大岩。美しい台地。踏み外すと岩の間に転落、大怪我するだろう。浮石はない。下りを気をつけて進む。
さすがに登りはドン引きしそう。

それにしても延々と続く岩場。しばらくは 登らなくてもいいんじゃない(笑)。
この後、黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉の下りの道が思ったより大変で・・・なかなか着かないからね。

ある登山グループで 南アルプスの秘境 白根三山に行ったとさ。いくら下ってもなかなか着かないので。
しばらく登山するの間をおいてからにしようかと思ったとの事。百名山登っている人でも、そういう気持ちってわかるんだなと。
勿論、レベルの違う話だと思うけどね。

降りてきたが もうひと頑張り。

高度差 200mの岩ゴロ。凄いね。

ようやく 黒百合ヒュッテに。擂鉢池がみえた。ここから下りで 唐沢鉱泉へ。時間があまりない。
沢道だった。コケ岩 濡れ岩の間を進んだ。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ