霧降高原「キスゲ平」群落
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霧降高原「キスゲ平」群落
日光に多く自生しており、元祖「日光黄菅」はこの霧降高原から。霧ヶ峰高原、尾瀬の大江湿原でも咲くが、霧降高原では6月から7月上旬に「キスゲ平」で群落がみられる。標高1,300m~1,600m。赤薙山の中腹で女峰山への登山口がある。「霧降」の名の通り、霧が名物で涼しい。
「ニッコウキスゲ」は山地や高山の草原などに群生する多年草。約10cmの濃い黄色の花(「ゼンテイカ」は多種あり地域によって若干色合いが薄いものや橙色のものがある。)を複数付けるが、朝に咲き夕方しぼむ一日花で花言葉は「日々あらたに」。「一日花」儚い美しさがある。園地の遊歩道と1,445段の天空回廊が整備され、多くの人が観覧を楽しむ。この後の時期は、シモツケソウなどの群落がみられる。
平成6年にシカの食害によりキスゲが激減した。このためキスゲの補植活動が行われ、シカ侵入防止柵が設置された。このような施策が功を奏し、ニッコウキスゲ群落は元にもどりつつある。たしか、尾瀬の人が言っていた。日光のシカが増えて広範囲に生息し、食害の影響が出ていると。
最近、知人に種苗をわけてもらい植えたが、最初の花が付くのに5年かかるという。じっくり待つとしよう。レストハウスで、涼をとりながら散策ができる。いいところ。
自然園では、生態系の営みが行われている。
帰りに、トンボの大集団が。車のアンテナにとまった・・・
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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