ウクライナ情勢 2022.2.24-5.2


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ウクライナ情勢 ウクライナへ軍事侵攻を展開するロシア。2022年2月24日から。
停戦するつもりのないロシアに戦いをやめるようにするにはどうしたらよいのだろう。

最新のウクライナ情報 2022.5.2

ウクライナ国の人口4000万人のうち約1000万人が避難民として国外へ脱出。ポーランドへ400万人をはじめ、ルーマニア、モルドヴァなどへ避難。大量に受け入れている国での経済影響は避けられず、人道支援を求めている。日本では、820人が避難民として受け入れたが、言語の問題もあり、最低限度の生活保障を提供できるか課題となっている。

アメリカがイラクやシリアに侵攻したのと同じ事をしただけだという。
言い分があるが「何の罪もない市民を殺す」のは筋違い。ザポリージャ原発、アゾフスタル製鉄所などの民間人への攻撃は戦争犯罪だ。

市民を殺し、遺体に地雷をしかける、非道なプーチンを失脚させなければならないが
協議には応じるものの、フェイク発信で、戦闘が長期間にわたる恐れがある。経済制裁は即効性がなく、半年後以降に効いてくるのだとか。

ロシアの侵攻に支持をしている国は、世界196か国中、50か国くらいあるという。しかし、2ヶ月以上が経過し、ロシア一貫性の箍が外れている。
特にラブロフ外相の発言が、中立を保って来た国も対応を変化させ批判しているのだ。

ヒトラーに「ユダヤ人の血が流れている」・・・「ゼレンスキー大統領がユダヤ系だからといって、ウクライナでのナチスの存在が否定されるわけではない」と主張。
ヒトラーとゼレンスキー氏を「ユダヤ系」として同一視した。

ユダヤ人を軽視した発言は、ロシア内外にいるユダヤ人が結束し、ウクライナ侵攻にNOをつきつけるだろう。イスラエルはだまっていない。

ロシアの「ヒマワリの種」подсолнечник(パトソールニチニク) ウクライナの女性「何しに来たの?帰りなさい。貴方たち、ヒマワリの種をポケットに入れて。」
体をはって、ロシアの傭兵に立ち向かう女性の強さ。同じ民族なのに殺し合わなければならない悲哀。言語は違う。ウクライナ人はロシア語が嫌だ。
兵士は、戦死すればヒマワリがそこから芽を出し、ヒマワリ畑ができるだろう。ヒマワリはロシアの国花なのだから・・・
日本版の「すみれ島」を思い出す・・・

ウクライナ国自体が複雑。北は親ロシア派のベラルーシュという同じ民族の国家。南は、クリミア半島で2014年、ロシアが併合し軍が駐留している。※国際的に認められてない。東側は、ロシアがウクライナを分割させようとしてきた政策により、親ロシア的な考えを浸透させようとしていた。そのため、この侵攻はウクライナがあっさり降伏すると思っていたようだが、このウクライナ東部【親ロシア派の一部】もゼレンスキー大統領を支持している。

ロシアの人口 1億4000万人 首都 モスクワ 1200万人
ウクライナの人口 4000万人 首都 キエフ 280万人

ウクライナは、地理上、ロシアとヨーロッパの中間にあり、かつ重要な地域にあるため、古来から、周辺国に翻弄されてきた。ロシアは、黒海はもちろんドニエプル川を重視してきた。高緯度地域に属するロシアは、冬でも凍らない河川、港湾、湖沼が必要だから。

ウクライナは、標高300mほどの平坦地で、ヨーロッパの「穀倉地帯」と呼ばれている。古くは、キエフ人として、世を治めていた。やがて、モンゴル帝国に滅ぼされ、ドイツと一緒にロシアと戦った事がある。また、リトアニアに併合されたが、ロシアが奪還した事もあった。この時、ロシアと共にあった。第二次世界大戦後、あるいは、ペレストロイカ以降、周囲が次々と独立した。また、EUやNATOに加盟することがロシアにとっては脅威だった。ウクライナは、東側と西側の緩衝国のような立場を守っただろうか、それはNOだ。ウクライナはNATOに加盟したかった。ロシアは、ウクライナのNATO加盟をやめさせたかった。ロシアの覇権が華々しくなくなってきたと言われるが、まだまだロシアの影響は大きい。この30年間で、社会主義から独立し、自由主義へと移行し、経済が豊かになった。

ウクライナの在留邦人、大使館に国外への避難命令が発出された。渡航制限が外務省より通達が出ている。また、ロシア上空の航行も禁止され、迂回しなければならない。
ロシアへの渡航制限はもちろん。アエロフロート ロシア航空は、航行できなくなった。

日本からのEU諸国への直行便も飛べなくなった。北回りがロンドン、南回りがブリュッセルまで何とか航行できるか。
羽田-パリ、モスクワ、ヘルシンキ、成田-フランクフルトの4路線は、当面欠航となる。
JALが北回り(アンカレジ)、ANAが南回り(イスタンブール)の航路に変更。

 

ヨーロッパの分類は複雑、古くは、東欧 西欧と分けていたものの、EU NATOなどの連合が圏内ができたことで 中欧という位置区分も使われるようになったが、言葉としては新しい。ウクライナはポーランドの約2倍の面積を有する。首都キーウは 日本でいえば京都のような「古都」で芸術の都市である。キエフ音楽院がある。キエフバレエも。多くの芸術家を輩出してきた。これは、世界の中でも特異で、世界中にウクライナの芸術が伝播していると言ってよい。

作曲家 ジロティ スクリャービン プロコフィエフ カプースチン リストの「マゼッパ」 グリンカの「ルスランとリュドミラ」ムソルグスキー「キエフの大門」チャイコフスキー「小ロシア」イヴァノフ「コーカサス」ボロディン「イーゴリ公」カバレフスキー「ウクライナ民謡による7つの陽気な変奏曲」歌曲「カチューシャ」「トロイカ」

ピアニスト チェルカスキー ネイガウス ホロヴィッツ リヒテル ギレリス リシッツァ

 

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外務省のHPから

ウクライナ【危険度】
●ウクライナ全土
レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(引き上げ)

【ポイント】
●ウクライナの国境周辺地域においては、ロシア軍の増強等により緊張が高まっており、予断を許さない状況が続いています。隣国ベラルーシでは、ロシアとの軍事演習が開始され、また、最近ロシア軍の船舶が新たに黒海に入るなど、更に緊張が高まっています。関係国による外交努力の動きがある一方で、事態が急速に悪化する可能性が高まっています。このため、ウクライナ全土をレベル4へ引き上げます。
●今後の情勢次第では、民間航空機の運航が停止される可能性も否定できません。多くの国が同様にウクライナ国外への出国を勧告しており、商用便への予約が殺到し座席の確保が困難となるなど、今後出国が著しく困難になる可能性もあります。このため、現在ウクライナに滞在されている方は、民間商用機を含む最も安全な手段で、直ちに退避してください。ウクライナへの渡航は、どのような目的であれ、止めてください。

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ロシア【危険度】
●ウクライナとの国境周辺地域
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ウクライナとの国境周辺地域、チェチェン、イングーシ、ダゲスタン、北オセチア・アラニア、カバルダ・バルカル、カラチャイ・チェルケスの各共和国及びスタヴロポリ地方を除く地域(首都モスクワ市を含む)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
●チェチェン、イングーシ、ダゲスタン、北オセチア・アラニア、カバルダ・バルカル、カラチャイ・チェルケスの各共和国及びスタヴロポリ地方
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

【ポイント】
●2022年2月24日、ロシアがウクライナへの侵略を開始し、ウクライナとの国境周辺地域では、軍事衝突により極めて危険な状況が続いています。これら地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されて居る方は直ちに退避してください。
●2022年2月25日以降、ロシアに対する措置として、EU等の国々がロシア航空機の領空飛行を禁じ、またその対抗措置として、ロシアが自国の領空飛行を禁じる措置を取ったことから、航空便の運航停止が相次いでおり、2022年3月5日、ロシア政府は、ロシアの航空会社に対しロシアと外国との間の旅客輸送等の一時的停止を勧告しました。ロシア国内からの出国手段が著しく制限され、その影響で航空券の価格が急騰するなど、航空券の入手も困難な状況となっています。
●また、クレジットカード大手のVISAとMasterは、ロシアでの決済事業の停止を発表するなど、当国の市民生活にも影響が出始めています。今後当地に滞在をする上で、経済措置による影響が強まり、種々の緊張した状況が生じ得ると見込まれます。
●このため、ウクライナとの国境周辺地域を除く国内全域をレベル3へ引き上げます。ロシアへの渡航はどのような目的であれ止めてください。 また、今後出国手段がより一層制限されることを念頭に、商用便による出国を検討してください。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ