「N響第九」青の洞窟 2022.12.21
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「N響第九」2022年「年の瀬」 「青の洞窟 SHIBUYA」 3年ぶりに開催
久しぶりにNHK交響楽団の「第九」をNHKホールで聴いた。井上道義氏の指揮。この時期は、第九の演奏がさまざまなホールで聴かれる。同じ日に2か所行く事はできない。時間帯も同じ頃だし。実は、この日、サントリーホールでは鈴木優人氏の指揮の第九(読売日本交響楽団)があったのだ。
他に、秋山和慶氏や小林研一郎氏など、円熟の指揮者での第九も耳におさめておきたい。
3800人収容できる。国内最大規模のパイプオルガンを備える。カール・シュッケ社、パイプ数7,640本、ストップ数92。2022年7月リニューアル。2022年12月31日大晦日に「第73回 NHK紅白歌合戦」が放送される場所でもある。
「青の洞窟」は3年ぶりに開催。NHKホールは渋谷区でJR渋谷駅からだが、混雑がひどいので、JR原宿【明治神宮前】駅からの方がスムーズに行ける。この「青の洞窟」を通り抜けNHKホールに入る。クリスマス、年末は恒例の第九を聴こうと多くの人が集まってきた。
井上道義氏といえば、マーラーやショスタコーヴィッチなど近代音楽の指揮で注目を集めた。エネルギッシュでかつ壮麗な指揮が特徴である。2024年末、引退を表明している。さて、演奏の方は、さすがN響だけあって、ぬかりがない。指揮者が誰であろうと自分のコントロールされた音が出せ、全体にまとまりがある。そういえば、これは収録だったかな。31日、20時から教育テレビジョンで放送される。
昨今、いろいろと言われているが、個人としては、最先端の機材など設備の拡充を希望する。国民の大半から受信料を徴収していることから公共性がある。防災情報の迅速かつ正確な報道や、公共放送としてのアナウンス技術などにつとめてほしい。エンターテインメントは文化として吸収してほしいのである。そして、リベラルアーツ【教養】は、今後もさまざまな分野で開拓してほしい。日本のメディアのエンタープライズ(母艦)を今後も担っていただきたいと思う。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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