2023.8.5「ぞうれっしゃがやってきた」出演


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2023.8.5「ぞうれっしゃがやってきた」出演

今日は、リハーサル。8月5日の出演に準備をします。ピアノ、合唱隊20名と対面。詳細な打ち合わせ。

2023年8月5日(土)13:00 開演 保育園の年長児童の合唱とともに4曲 (~13:30 終了)※他の方のステージもあります。
会場:サンスクエア堺 堺市堺区田出井町2-1 JR堺市駅から徒歩2分 入場料:無料ですが、よろしければカンパ500円お願いいたします。

原作:小出隆司 作詞:清水則雄 作曲:藤村記一郎 制作:愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団
初演:1986年3月、公募の275人の大人と子どもたちとともに作曲者の指揮で行った。

1937年(昭和12年)木下サーカスから東山動物園にやってきた4頭の象 アドン、エルド、マカニー、キーコは子供たちの人気者でした。戦争が激しくなり、各地の動物園では軍の命令により動物たちが次々と殺されていきました。東山動物園では、北王園長さんを先頭にぞうたちを必死で守り抜いたのです。そして、戦争が終わり、1949年(昭和24年)、ぞうのいなくなった各地から生き延びた2頭の象、マカニーとエルドを見たい子どもたちの夢を乗せて特別仕立ての「ぞうれっしゃ」が名古屋へと向かって走ったのです。

「上野動物園にぞうを!」紙の張り子をつくり「ぞうを見たい」運動が始まった。ぞうをかしてほしいという話があった。マカニーを外に連れ出すと、エルドは、たちまち泣きさけび、マカニーをおいかけようとして、とびらに頭をぶつけケガをしてしまいました。マカニーも、エルドのかなしい声をきくと、エルドのほうへ、かけていきました。園長さんは、ぞうをかすことは、できないと話してきかせました。・・・

名古屋市・鉄道・動物園関係者で協議し「象さん列車」を走らせることを決定。第一陣として、彦根市内の1400名がぞう列車で東山動物園を訪ねる。
東京の子供たち約1400名が夜行の「ぞう列車」で東山動物園を訪ねる。三重から1000名、彦根から第二陣が1000人。大阪 450名 京都 1600名 滋賀 1700名の子供たちが訪ねている。その後も、埼玉、神奈川、石川、福井など各地から次々と「ぞう列車」は東山動物園に向かった。国鉄だけでなく近鉄も走った。参加者は延べ1万人に及ぶといわれています。

指揮者の小池さんは、当時の状況を詳しく説明し、状況にあった音を求めている。ブレスの大切さは、アコーディオンも同じです。違った発音や単語を発しては意味がないので、まず歌詞を読むことからだと思う。なお、当時は電車でなく列車です。電化されたのは一部。蒸気機関車で石炭を燃料にし煙をあげて走る。警笛も鳴る。レールのきしみ。そういう背景をイメージするといい演奏ができると思う。私の中では2018年の全11曲(第2曲を除く)ソリスト:フルートとアコーディオン 2019年は第2曲と他 ソリスト:アコーディオンのみで一応、全11曲の一通りは演奏したが、2020~2022はコロナ禍で歌ができなくなって、久しく3年ぶりとなる。「ぞうれっしゃ」の物語を知ると歌いたい人もいると思う。
人数は多くなくても内容が大事。次につながる演奏をしたい。

2018年の事を思い出す。年長の子どもたちの合唱は純粋でパワーがあった。東山動物園にも取材に行った。
今回は、ウクライナ侵攻後で北朝鮮のミサイル発射など東アジア情勢の緊張が続いている。平和の願いよ、届け!

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ