「リラ・クラシック」シューベルト 2024.1.20(土)7:00 vol.125


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2024/1/20(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)で視聴可】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【曲予定】シューベルト/歌曲集「冬の旅」より「おやすみ」「菩提樹」 歌曲「音楽に寄す」「野ばら」「ます」
ピアノソナタ第18番ト長調「幻想」 4手のためのソナタ幻想曲ヘ短調D.940

【コラム】2024年がはじまりました。作曲家メモリアルイヤー スメタナ・フォーレ・プッチーニ・ブルックナーなど名曲を探索するのにちょうどよい機会だと思います。例えば、スメタナですと「モルダウ」からはいり「売られた花嫁」「弦楽四重奏曲」、またフォーレですと「パヴァーヌ」からはいり「エレジー」「夢のあとに」など、広げることができます。
シューベルトは、ベートーヴェンと同時代の作曲家で影の薄い立ち位置にいたというのはとんでもない。ロマン派への意向にシューベルトの音楽性がとても重要。がっしりとした構成のベートーヴェンから解放された自由な形式のファンタジーを多く書いた。その数は1000曲を超え、速筆であったために未完の作品も多くある。そして、歌曲はシューベルトの表現の独壇場でドイツリートを確立し、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、リストに影響を与えた。リストは自分のリサイタルでシューベルトの作品を編曲した「糸を紡ぐグレートヒェン」などを披露している。美しいメロディーは愛すべきシューベルトである。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ