フランソワーズ・アルディ(1944.1.17-2024.6.11)


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フランソワーズ・アルディFrançoise Hardy(1944.1.17-2024.6.11)は、フランスの歌手、シンガーソングライター、女優。フランス語・スペイン語などで、Hはほとんど発音しない。

1962年に、作詞作曲の『男の子と女の子(Tousles Garçonsetles Filles)』でデビュー。1966年には、ゲンスブールと会っている。さよならを教えて Comment te dire adieu(1968)は、荒井由実の作詞・作曲した三木聖子(1976)や石川ひとみ(1981)が歌った「まちぶせ」の下敷きとなっている。尚、原曲は、It Hurts to Say Goodbye(1966)でマーガレット・ホワイティング Margaret Whitingが歌っていた。

ファッションアイコンとなった。日本では、ファッションリーダーと言うが、フランスでは、一流のファッションを着こなす事が、アーティストの誇りでもある。アルディは、パコ・ラバンヌのメタリックドレスを着たこともある。身長が172cmとモデル並みで、ニットセーターとタイトなミニスカートとブーツのシンプルなスタイルでも主張できた。ニーハイブーツは、スタイルのよい彼女のトレードマークとなった。豹柄も似合う。エルメスのケリーバッグを颯爽と持ち、エレガンスも持ち合わせていた。当時は、バルドーがブレイク。クールなアルディに取り憑かれたと思う。

さて、音楽は60年代の「フレンチ・ポップス」であり、現在も確固たる位置づけである。ゲンスブールの影響もあったが、それは一時期だった。アルディは、時代に嵌った音楽を歌った。

Comment te dire adieu(1968)Françoise Hardy

石川ひとみ(1981)「まちぶせ」

It Hurts to Say Goodbye(1966)Margaret Whiting

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ