日本三大温泉「下呂温泉」


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日本三大温泉「下呂温泉」

三大温泉は、草津、有馬、そして下呂。私的には、三大という括りは難しいので、道後や別府、山中や野沢温泉も含めてほしいな。温泉は日本全国に3000あると言われているが、室町時代の詩人の万里集九が記している。江戸時代、儒学者の林羅山がこれを引用した。岐阜県下呂市の湯ヶ峰の温泉寺にその碑文がある。開湯は神話・行基・空海などあるが、白鷺伝説によるものが17以上あるとか。白鷺が足を湯に漬けているところを村の人がみつけ、そこには湯が湧いていて源泉だったというもの。

下呂温泉のおこり:平安時代、湯ヶ峰(1,067m)の山頂付近で温泉が湧出したのがはじまり。1265年(文永2年)に山頂の湧出は止まったが、飛騨川の河原で湧出が発見。白鷺伝説が関係する。その河原は「噴泉池」。湯ヶ峰に安置していた薬師如来像を現在の温泉寺に安置した。

下呂大橋のたもとに噴泉池が2箇所あった。昔から野天湯だった。夜暗い時に入浴していた。白昼に公衆の面前ではよくない。現在は「足湯のみ」となった。割と熱い湯だった。
温泉寺に参詣。湯薬師如来像の湯口から出ていたのは熱くない湯だった。

温泉街は、賑やかで外国客が多かった。3湯を入浴できる「湯めぐり手形」が1500円(で販売されている。市営駐車場などは、1日1500円。

私もここの湯に浸かった。ぬるめと熱めの湯に交互に入り、筋肉痛がおさまった。リラックス効果もある。なかなかいい湯だった。

温泉街。中央、中根山の中腹に「湯之島館」。

 

 

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ