リラ・クラシック 2024.10.19(土)7:00 「ショパン」vol.137
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2024/10/19(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)で視聴可】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/
【曲予定】ショパン/マズルカ作品59 ポロネーズト短調【遺作】
チェロ・ソナタト短調作品65より バラード第4番ヘ短調作品52
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
【コラム】ピアノの詩人ショパン(1810.3.1-1849.10.17)没後175年
ショパンは、ポーランド、ワルシャワ近郊の「ジェラゾヴァ・ヴォラ」に生まれ、幼少時を過ごした。才能を発揮し、7歳でポロネーズト短調を発表し、これは第2の国家といわれる。
音楽院では成績が優秀で、漫画も書いた。19歳の頃には、ピアニズムを確立しており、天才だった。ポーランドはプロイセン、オーストリア、ロシアに支配され苦しめられた国民が蜂起したが、ワルシャワが陥落するのを目の当たりにした。国外に出ることを決め、告別演奏会をする時には、2つのピアノ協奏曲が作曲されていた。その後、ウィーンにわたり、父の祖国であるフランスにわたり、ポーランドに帰ることはなかった。ショパンは、フランスで祖国ポーランドの民謡やリズムを用いて作曲し、サロンでピアノを弾いた。ショパンは、ファンタジーに富んだ作品を多く遺した。洗練されたピアニズムは端正で「ピアノの魔術師」リストも敬意を表した。ジョルジュ・サンドとマヨルカ島で滞在中に作曲されたのが、前奏曲集やソナタ2番「葬送」。リアリズムを反映したと思われる部分があり、ショパンの一面がうかがえる。それは激しさである。マヨルカ島、ヴァルデモッサにはショパンの弾いたピアノがある。
マヨルカ島、ヴァルデモッサにあるショパンの弾いたピアノ。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ