「大正浪漫展」竹久夢二×徳川頼貞 2025.3.3


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大正浪漫展 2025.3.1-3 竹久夢二生誕140年×南葵音楽図書館開館100年 和歌山城ホール 主催:musikstrasse

「竹久夢二と音楽」夢二(1884 – 1934)は、日本の画家・詩人。生誕140年。全国各地で夢二のメモリアルエキシビションが行われいる。
和歌山城ホール 1F展示室(展示室エリア、ステージエリア)

徳川頼貞(1892~1954)は、音楽学者・ユネスコ国会議員連盟の会長で貴重な資料を蒐集した。自邸の音楽ホールを「南葵楽堂(なんきがくどう)」とし、20000点をこえる楽譜、音楽書、音楽関係雑誌のコレクションがあり、「南葵音楽文庫」として公開されている。

大正時代は人々は「ハイカラ」で、洋物を取り入れて優雅に過ごしていた。それは、現在のイザナギ景気よりも力強く心も豊かであったという人もいる。
その矢先に、関東大震災が起き、世界恐慌で情勢が不安定になり、富国強兵時代に入っていった。そして、空襲、原爆、終戦。日本は、戦後80年。大正浪漫をみて、何か感じるところがあるだろう。

用事があり、こちらまで来た。和歌山城ホールは、エントランスがお城のすぐ前。竹久夢二といえば、榛名湖にアトリエ記念館があった。それから、大正時代は、月の砂漠の挿絵もそう。レトロな挿絵が流行だった。私が注目していたのは「アヴェ・マリア」の絵。グノーがバッハの前奏曲を伴奏に、ラテン語の聖句「アヴェ・マリア」を歌詞に用いた歌曲。

Ave Maria, gratia plena,
Dominus tecum,
benedicta tu in mulieribus,
et benedictus fructus ventris tui Jesus.
Sancta Maria mater Dei,
ora pro nobis peccatoribus,
nunc, et in hora mortis nostrae.
Amen.

展示には、絵画や資料、蓄音機や南葵音楽文庫を再現したミニチュアがあったり、見どころが多い。企画は、さまざまあり、音楽コンサートも多くあった。
ソプラノ歌手、瑞樹比美香(たまき ひみか)さんのCDの購入ができた。2枚あり、アヴェ・マリアの入っている方を購入。サイン入りの記念。

また、サプライズでお終いにそのアヴェ・マリアを竹久夢二の絵の前で歌唱。伝わってきましたね。

素敵な企画をありがとうございました。

 

10月に東京公演に先駆け、チャリティーコンサートが3月20日(祝)にあります。

 

 

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ