タンゴローグ

タンゴをことばで　表現すると・・・このアルバム　タンゴ好きには　濃い内容。
しかも　タンゴバンドの構成が豪華。結構タンゴバンドの録音は　小規模が多く　楽器の混じり具合が細い。
このアルバムは　21世紀のタンゴと　その奏者（ピアソラ時代の奏者　バンド編成）たとえば八重奏団。
ダンスも足を中心だが　音楽も楽器　音のからみがタンゴの持ち味だから。これくらいがちょうどよいかも。
コンチネンタルタンゴならオーケストラもなかなかだが。ピアソラは八重奏団を構成していた。

タンゴの情熱　激しさ　やさしさ　崇高な気持ち　憧れなど　が存分に表現されている。聴きこんでいくとその味わいがある。

1. ブエノスアイレアンド
2. スピカ・エスキス
3. ジェラス・マン(ノ・メ・アガス・メランコリコ）
4. プレパレンセ
5. ベトチャプリカ
6. コモ？
7. 最後のクルド人
8. メイド・イン・U.S.A.
9. 何たる不敬！
10. オスバルド・モンテスとの遭遇
11. スエニョ・デ・タンゴ～タンゴの夢
12. 北から南へ
13. 蛇腹の影に
14. 私の愛しい蛇腹（バンドネオン・ソロ）
15. 目覚め～ネスカフェ・ゴールドブレンドのテーマ

1曲目から　3－3－2のリズムが。3曲目は現代風　鳥山雄二のタンゴ。
4曲目は　ブラームス風　カプリースのような
6曲目は　今までにないタンゴの終わり
10曲目は　タンゴの哀愁
11曲目は　ニューヨークタンゴのような洗練さと　ダンスのリズム
14曲目は　小松亮太のソロの世界が聴ける
15曲目は　おなじみゴールドブレンドのテーマをタンゴにアレンジ　タンゴは高貴な雰囲気をたたえている。