殺生石「鹿の湯」


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殺生石 せっしょうせき「鹿の湯」

那須湯本温泉の溶岩。「殺生石園地」火山ガスが噴出し、このガスにより鳥獣が命を落とすことから。「殺生」とは仏教における五戒のひとつで「いきものの命を奪う」意。国指定名勝。松尾芭蕉が「奥の細道」で立ち寄り「いしの香や 夏草あかし 露あかし」と詠んだ。

茶臼岳(那須岳)を鎮める祈りのため、御神火祭(ごじんかさい)が執り行われる。那須温泉神社で「無間地獄の火」を採火し殺生石へ下り、神事の後に大松明「御神火」に点火する。

九尾の狐伝説

「鹿の湯」がある。浸かり湯のみ、硫黄泉を楽しむ。2日ほどは、硫黄の香りが体にしみ、足先が寒さを感じない。

那須温泉元湯・鹿の湯の開湯は、舒明(じょめい)天皇の御代、狩野三郎行広が狩のとき、鹿は傷ついた体を温泉で癒していた事から。聖武天皇の頃、天平十年(738)の正倉院文書に記録がある。江戸時代には那須温泉が湯治の地であった。
単純酸性 硫黄温泉(硫化水素型)41℃から48℃まで 合わせ湯。温度の違う、湯舟がある。源泉は68℃。まさに、活火山、那須岳の賜物。

 

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ