クマとの共存


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クマとの共存

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私は、山に登る事が10年以上あるが、これまでクマとあった事はない。さまざまな現象にあい、鳥獣に合う事はある。高山の鳥獣というと、ライチョウ、イワヒバリ、キジ、カモシカ、オコジョ、アナグマ、シカ、イノシシ、イタチ、タヌキ、サルなど。ちなみにクマ鈴は持っているが。基本、クマ鈴を鳴らしてと思わない。それは、絶対クマが出ないだろう場所で鳴らしているのが気分悪い。そして、クマは聴覚や嗅覚が鋭いので、歩いている音でもわかるはずだから、音をたてなくても。
例えば、鹿や猿は里山にもいるので、時々、狸は車にひかれ死んでいるのを見る。それは、狸や猫は光をみるとそれに反応して、立ち止まったりするから。現代社会では、残念な事。しかし、先日、トンネル出口でタヌキをよけようと車がセンターラインをはみ出し、衝突する事故が起きていた。それから、掃部ヶ岳で鹿に逢ったときはびっくり。こちらは登山道ですすみたいし。尻を向けられ威嚇のポーズ。もしかすると小鹿がいるのか、発情期なのか。後ずさりし、じっとにらめっこ、20分ほどの時間、格闘と言うのかな。いなくなった。尾瀬では、シカの対策の電気柵がある。ニッコウキスゲを全滅するくらい食害にあっているのだ。

クマは、人を怖がる賢い動物なので、近づいてこないとされている。それが、人里に降りて出没している。
出没すると言っても、体長150㎝、体重400㎏にもなろうとする。人が太刀打ちできない。しかも食害の被害までまれにある。

母子クマはそっとしておいてほしいと思うが、間違いなく子熊を守るべく襲ってくるのであれば 駆除もやむを得ない状況。大きな音で、森に帰ってもらえるなら。
オスのクマは、なわばりを持たない。餌を探しているので、森に返してあげたいが、そこに餌がなく人里におりてくるなら仕方がない。

そして、里山の減少と、メガソーラー。森林伐採するが、雨による土砂崩れが起きた場所もあり、環境破壊との声がある。このパネルは永久ではなく、20年ともすれば廃棄物が出てくる。その処分はどうするのか。

クマとの共存はマタギとの共存でもあり、生態圏のバランスの崩れが別の問題を引き起こしかねている。

箱罠にかかる3頭のクマ

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ