金時山(標高1212m)金太郎伝説

お気に入りに追加金時山(きんときやま・きんときざん)標高1212m 日本三百名山
箱根山の峰々を構成する山で、最高峰は神山(1438m)で、その次に冠ヶ岳(1409m)、駒ヶ岳(1356m)があるが、北部はこの金時山や明神ヶ岳(1169m)が高い。山頂部が猪鼻のようと喩えられ、「猪鼻山」ともいう。溶岩ドームが突き出た感じ。山頂部は岩稜帯の急坂で険しくロープや鎖場がある。金太郎伝説で有名。足柄山はここの事なのか。標高が1200mでありながら、一部に高山帯でみられる苔が植生している。山頂部は広く、富士山や芦ノ湖、相模湾、駿河湾がのぞめる。
5つくらいの登山口があり、どれも登りやすい。縦走など、箱根の人気コースの一つ。登山口の美晴パーキングは車が30台くらいあった。標高849mからスタート。標高差400mで登山者は10名ほどと会った。登山口にトイレはない。箱根入口にセブンイレブンがあり、朝食を買ってトイレもすませておいた。前から気になっていたが人気の金時山に登れてよかった。防寒対策は行う事。地面は凍結しているところがある。頂上のテーブルが凍っていた。ニット帽子が役立った。手がかじかむ。おそらく寒気が入れば、積雪があってもおかしくない。軽アイゼンが必要かもしれない。
7時3分 登山口 矢倉沢峠分岐 7時9分 公時神社分岐 7時29分 急坂の標示 7時45分 頂上 7時52分
8時8分 下山 公時神社分岐 8時26分 矢倉沢峠分岐 8時45分 登山口 8時50分
金時神社の伝説によると、以下のとおり。♪まさかりかついだ金太郎♪ ※尚、後世に付加された話もある。
金太郎は天暦10年(956年)5月に誕生。彫物師十兵衛の娘、八重桐(やえぎり)が京にのぼった時、宮中に仕えていた坂田蔵人(くらんど)と結ばれ懐妊した子供。八重桐は故郷に帰り金太郎を産んだが、坂田が亡くなったので、故郷で育てた。成長した金太郎は足柄山で熊と相撲をとり、母に孝行する元気で優しい子供に育った。天延4年3月21日(976年4月28日)、足柄峠にさしかかった源頼光と出会い家来となった。金太郎は坂田金時(きんとき)と改名し、京にのぼって頼光四天王の一人となった(四天王には他に渡辺綱、卜部季武、碓井貞光がいる)。 当時、丹波の国の大江山(現在の京都府福知山市)に住む鬼の頭目、酒呑童子が都に来ては若い男女を誘拐するなどの悪事をなしていた。 永祚2年3月26日(990年4月28日)、源頼光と四天王たちは山伏に変装して大江山に行き、 神変奇特酒(神便鬼毒酒、眠り薬入りの酒)を使って酒呑童子を退治した。坂田金時は寛弘7年12月15日(1011年1月21日)、九州の賊を征伐するため筑紫(つくし・現在福岡県)へ向かう途中、美作(みまさか)勝間田荘(現在の岡山県勝央町)の仮陣屋滞在中に重い熱病にかかり、享年55で死去したという。
芦ノ湖がみえる。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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