日本を守る 「海ゆかば」


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最近の 集団的自衛権の話など 憲法を変えずに 法律を変え 立法化する動きに 野党は何もできないでいる。今まで70年近く いろいろなことが議論されてきたが。今 変えるときが来たということだろう。

現状をいえば 尖閣諸島で 中国が挑発し 衝突することになれば 米国が守ってくれるというが そうともいえない。現に 東シナ海や日本の基地に、レーダーや米国の空母や戦闘機を配備する動きがある。
米国は 有事にならないよう監視をしたいということなのだが。米国の艦船が中国に攻撃を受けたとき
日本のとる態度は、自衛隊が迎撃する。とうのはあり得るが 現法だと合法化できない。しかし、自衛隊が 出ていく法律になれば 軍隊なので 自衛よりも攻撃できるので 他国に戦争を仕掛けることもできるようになる。いずれにしても 中国 朝鮮 ロシアの動きは注視しなくてはならない。隣国と関係を築くことが最も大切である。

ところで 昔の資料に 「海ゆかば」「同期の桜」が出てきた。「海ゆかば」は 準国家といわれ 君が代より 日本らしい歌だといえる。ただ 歌詞の内容は厳しいものになっている。

詞は、『万葉集』巻十八「賀陸奥国出金詔書歌」(『国歌大観』番号4094番。『新編国歌大観』番号4119番。大伴家持作)の歌から、信時潔がNHKの嘱託を受けて1937年(昭和12年)に作曲。信時の自筆譜では「海ゆかば」である。出征兵士を送る歌として愛好された。

海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね)
山(やま)行かば 草生(くさむ)す屍
大君(おおきみ)の 辺(へ)にこそ死(し)なめ
かへりみはせじ(長閑(のど)には死なじ)

日本のアイデンティティは 失われつつある。変なナショナリズムがある。

例えば 先日のこと 白鵬関は モンゴル人ではあるけれど 日本のしきたりにのっとって耐えてきた。日本人らしい礼儀正しさである。
今回の戦い さすがの横綱も マナーの悪さに腹が立ったのだろう。しかし この「万歳」は何だろう。スポーツなのだから 実力があれば 賞賛されるべきなのだ。すごい相手に勝ったのであれば 相手に尊敬しなくてはならない。万歳コール。ファンがいくら応援しても力士が力を尽くさないとなれないのである。白鵬関は偉いと思う。

戦中 戦後すぐ アメリカは日本に尊敬をいだいた。それが昭和天皇だった。
昭和天皇は 自分を戦犯にしてくれてもいいと覚悟を決めて マッカーサーに言ったとされる。
国家の元首が命をかけて守るもの、それは日本という国、国民であった。マッカーサはそれ以上何も言わなかった。そして 戦犯裁判が行われた。

命をかけて守れるものがあるだろうか。 家族 友 子どもたち 男たち 女たち 植物 動物。
いい事もある。サッカーでリーグ優勝した 「なでしこ」を応援する気持ち。応援の力を信じよう。
他国を差別することなく 尊敬し ともに歩むのが日本の本当の姿であるのでは。

海ゆかば

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ