「リラ・クラシック」 2017.7.15(土)7:00 vol.21


FavoriteLoadingお気に入りに追加

リラ・クラシックは、クラシック音楽でリラックスする60分。ネットラジオ(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホアプリ(TuneIn Radio)。 設定 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】シューマン「交響的練習曲」作品13 「幻想小曲集」作品12より第2曲「飛翔」
ビゼー アルルの女「ファランドール」カルメン「ハバネラ」

シューマンは 最高傑作と称される クライスリアーナ 謝肉祭 と並ぶ 大曲 「交響的練習曲」(主題と12の練習曲)を作曲した。第2版は クララ・シューマンの編纂による。シューマンの交際相手フリッケンの父の要素の強い曲(第3曲・第9曲 遺作の5曲)が除かれた。ブラームスは、クララが編纂した第2版について疑問を持っていた。後に3版として、ブラームスの手(校訂)によって加えられた。今日では、こちらの版が使われることが多い。ただし、曲順は指定されておらず
演奏者に委ねられている。ブラームスは シューマン・バッハの校訂を手掛けている。

「リードオルガン美術館」八ヶ岳の麓。JR「小海線」の甲斐小泉駅より程近いところにある。(小海線は、普通鉄道の駅としては日本で最高地点の「野辺山」駅がある。標高1,345m)リードオルガンは パイプオルガンと似ているようで 非なるものである。その演奏法や音色は アコーディオンと似ていて 室内楽的で繊細である。

さて、リードオルガン美術館は ログハウスの贅沢なつくり 梁が三角形で 教会のようでもある。
真ん中にパイプオルガンがどっしりと構えている。右手にリコーダーがある。主役は、たくさんあるリードオルガン。ミュステル ハルモニウム 100年を超え 今でもまだ鳴らせる楽器があり、原さんのデモ演奏が素晴らしい。感動した。

原さんは 学校の音楽の先生をしていた。一台のリードオルガンが あるきっかけでこの美術館に来ることになったという。「修理して 使えるだろうか」原さんは 楽器を鳴らしてやりたい思いで 買い取り修理をし 鳴らせるようにしてあげた。ここでは、メンテナンスやチェックをし 当時の楽器が鳴らせる 貴重なスペースでもある。また この丸太つくりのログハウスが 絵画(館長の)やアンティークなど楽器を囲んでいる。

コンサートは 定期的に 5月4日(みどりの日)8月11日(山の日)
12月と 行われており コンセプトを持っている。次回は 8月11日(山の日)です。

珠玉のリードオルガンたち。音が鳴らせます。開館は 金 土 日 月 14:00~17:00
リードオルガンやリコーダーの教室もされています。(2017年6月現在)

シューマン 「交響的練習曲」

シューマン 「幻想小曲集」より「飛翔」

プロフィール

Avatar photo
nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ