「リラ・クラシック」2018.5.19(土)7:00「サティ&フォーレ」 vol.35


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「リラ・クラシック」第3・第5土曜 AM7:00~8:00 パーソナリティ マコルネがお届けします。

ネットラジオ(PC)http://csra.fm/asx/hasimoto.asx  設定 http://816.fm/?page_id=71

 

【曲予定】サティ(1866 – 1925)ジムノペディ グノシェンヌ ジュ・トゥ・ヴ(お前が欲しい)

フォーレ(1845~1924) 夢のあとに(テナー&ピアノ)エレジー(チェロ&ピアノ)パヴァーヌ

 

サティは 今までのクラシック音楽に問題をなげかけ 独自のスタイルを貫いた。「変わり者」とされている。印象派 ドビュッシー ラヴェルに影響を与える。
表題音楽としての題名の付け方にも特徴があり、「ひからびた胎児」もサティの曲である。
また、工夫もみられた。小節線を排除したり 拍子記号 調号がない楽譜がある。
しかし、1分程度の曲を840回繰り返す指定の曲「ヴェクサシオン」(Vexations)があり 演奏に15時間以上かかるとんでもない曲がある。

フランス音楽は、フランク(1822 – 1890)サン=サーンス(1835 – 1921)フォーレ
印象派 ドビュッシー(1862~1918)ラヴェル(1875 – 1937)へと変遷していく。

サティは絵画ともリンクしている。
ポール・コラン(1892-1985)の ヴィエネールとドゥーセのデュオ(1925)
マン・レイ(1890-1976)のサティの梨(1969)

ポール・コラン(1892-1985)の ヴィエネールとドゥーセのデュオ(1925)

マン・レイ(1890-1976)のサティの梨(1969)←「梨の形をした3つの作品」

https://youtu.be/0iV6J15-ECA

ジムノペディ1 Olga Scheps

グノシエンヌ1 Alessio Nanni, piano

 

フォーレ 生まれた頃は ショパンが活躍し サロン音楽がもてはやされた。一説によると ショパンもシャンソンをサロンで演奏していたとか。
文学が音楽に取り入れられるようになり、シャンソン(声楽&ピアノ)へと変わっていく。フォーレはピアノ音楽や シャンソンを多く作曲している。
また、管弦楽ではフルートを重用した。

エレジー「哀歌」(チェロ&ピアノ編曲版)メロディーの流麗さがきわだっている。最強音のところ、フランクのヴァイオリンソナタの伴奏型を髣髴とさせる。

Irena Josifoska

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ