「岩涌山」和泉山脈の高峰【新日本百名山】


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岩涌山(いわわきさん)【新日本百名山】山頂の二等三角点は標高897mの西峰と東峰(870m)の双耳峰からなる。和泉山脈第2位の高峰で第1位は南葛木山 922m
茅場がひろがり、特に秋のススキの黄金の夕陽は絶景。

金剛石から由来する『ダイヤモンドトレール』は、南北45㎞に及ぶ奈良、大阪、和歌山の登山道の縦走路。金剛山地の奈良県香芝市の屯鶴峯(どんづるぼう)二上山(ふたかみやま)岩橋山 大和葛木山 金剛山 和泉山脈の岩涌山 槇尾山と続く。地表 27℃ 山頂付近 19℃(東峰) 丁度よい気温。杉の原生林に囲まれマイナスイオンがたっぷり。
標高差 397m ※登り返しあり 登山道はよく整備され「いわわきの道」は、T-1、「きゅうざかの道」は13分の1と標示がある。

河内長野市加賀田から府道221号線 途中 細道があり 少し不安になるが 進むと また2車線。もう立派な山道。岩壁には、高山植物が植生していて 色鮮やか。河原では、バーベキューで利用する人が多い。「四季彩館」は、観光スポットの一つ。しかし、道が細く坂も急なため、【駐車場6】などに停めて歩いたほうがいいかもしれない。

ルート 周回
【往き】 岩涌寺登山口 標高500m 12時45分 【いわわきの道 標準 90分】 五辻(八合目)754m  東峰(九合目)870m  山頂 897m 14時00分
【帰り】 山頂 14時48分 東峰【きゅうざかの道 標準 60分】 登山口 15時27分

登山道はいろいろあるが、今回は 岩涌寺(いわわきじ)登山口から。この古刹、役行者が大宝年間(701年~704年)の創建し、文武天皇第15番勅願所となっている。瀧の行場がある。かつて、女人禁制であった。道は、ファミリー向けと健脚向けに分かれていて、往きはファミリー向け(90分)、帰りは健脚向け(登り 参考60分)とした。

坂はゆったりとしているものの 1か所 軽い岩場があり 下りは滑るだろう。健脚向けの道は積雪、大雨跡は滑るおそれある。
沢沿いの樹林帯の中をいく。カエルがゲコゲコ鳴いている。急登でないから、一歩ずつ。汗をかき、展望台で水分補給。枯れ沢でカエルの声がしなくなった。シダとブナの道に変わり、ピークに達すると8合目「五辻」。緩やかなアップダウンの杉の原生林が気持ちよい。東峰まで15分ほどかな。
9合目「東峰」に着く。いわわきの道ときゅうざかの道の合流点。ここから登り返し。下ったところに立派なトイレがあった。ここからは、茅場の山がみえ登りきると、絶景が。

山頂では、関西空港 四国 大阪湾 六甲山脈 大阪平野 あべのハルカス PLの塔 金剛山 山上ヶ岳 高野山まで 360度の大展望は圧巻。多くの植物と出逢えた。

 

関西国際空港 四国 淡路島方面 りんくうゲートタワービルがみえる。

ユキノシタ

キツネノボタン

ヘビイチゴ

綺麗な花弁 ヤブイバラ?

タチツボスミレ

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ