2022年「山紅葉」


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2022年「山紅葉」

9月に入り、台風11号が襲来。本州は、台風の周囲を廻る南からの風で猛暑がやまない。九州をはじめ、台風の通過に注意が必要です。
期待しているのは「台風の通過後の海水のかきまわしによる日本海からの冷気の北風か、シベリアや中国大陸から寒気を引き込む低気圧」による涼しさ。
昨年は10月初旬に寒くなった。果たして今年はどうだろうか。

北海道東部では最低気温が5℃の日があったという。もうすぐ、本州にも涼しい空気が入る。
私が楽しみにしている「山紅葉」今年は遅めだと思うが、9月20日過ぎになると、徐々に高山から紅葉がはじまるだろう。

ほぼ2年に一度のペースでローテーションしながら同じところを時期を変えて歩き、違う拠点に移している。
もちろん、気に入ったところはいつでも行けるような気がしているから。しかし、新しいところは行きたい時にいけるようにしたい。昨年は、苗場山、白馬大池、白馬丸山(唐松岳途中)浅間山(前掛山)など片道3時間30分以上かける山をいくつか登った。

今年は藤原岳、伊吹山、大峰山、御嶽山で日帰りだった。もっと先にあるもの。1泊2日でのぞんだ富士山。一日目 5時間45分 標高差 1150m 二日目 7時間(下山 4時間30分)距離15.1㎞+2.5㎞=17.6㎞ 最後は膝の裏側が少し痛かったので、これより少なめであれば問題はないはず。行きたいところは、1泊2日に相当するレベルになりつつある。
日帰りなら、片道4時間で往復7時間ほどの工程を選べれば可能だ。例えば、南八ヶ岳の硫黄岳など。そして、紅葉植物が多く分布するところが望ましい。

まずは、3000m級の山々だが、紅葉そのものは山頂部では起きない。2800mを超えると岩稜帯で植物がわずかしか生えない。森林限界の2100mで低木の赤いナナカマド、ダケカンバなどが植生するかどうか。上高地の紅葉は岳沢(2100m)の「前穂高」手前のカモシカの立場(2450m)、岳沢パノラマ(2600m)などの紅葉がきれいだ。
もちろん「涸沢」「横尾」という王道がある。9月下旬から10月中旬まで宿泊がいっぱいで「涸沢」は土日だとテント泊が1000張で足の踏み場もないらしい。よくこんなところに集まったといった感じ。同じ時期「志賀高原」などの上信越の紅葉が始まる。1600m~2000m前後だが、高い樹木がある事で、黄色い紅葉が映える。

白馬を極めたいとか、涸沢をせめていくとか、八ヶ岳や槍は? 目標はある。今まで日帰りだったが、せいぜい赤岳の登頂なら体力があれば日帰り可能かな。
山小屋に泊まり体力を温存しながら長距離を歩くレベルになったと思う。少なくとも一日10㎞なら問題ないレベルに達してきたかな。
例えば、涸沢の場合、一日6時間歩いて標高差700m登ってこそ行ける場所で、そこから先「ザイテングラート」までは行けると思っている。先は奥穂高。北穂高 西穂高 前穂高 奥穂高 の4つのうち前穂と奥穂は比較的難易度が低い。岳沢からの短距離で高度を稼ぐ前穂高へはとにかく脚力、体力温存のための工夫。奥穂高は浮石に気を付ける。奥穂の前衛「ジャンダルム Gendarme」から西穂や北穂「大キレット Killet」「北鎌尾根」は、次元が全く違う話。

槍ヶ岳の場合は、上高地から横尾を通り槍沢に入るまでやはり6時間。二日目も4時間後の登頂なので疲れがあるとしんどい。できれば、山頂近くの山荘に泊まった方がよい。結果
三泊四日の工程がスムーズだろう。登りの滑りや下りの転落など浮石に気を付けないと。破線ルートなんて次元の違う話。ヘルメット装着すればとの事だが、左右の頭部や頸部は保護できない事を知っておくべき。

登山届にある登山計画は何のためにあるのか。思い付きで書くのではなく、そこに情報をリンクさせて確認する事。登山道の整備具合。里山の道迷い情報。
エスケイプルートの有無。ピストンと縦走の違い。岩稜帯の注意。渡渉場所で増水時の対応など。携帯品の準備を怠らないように。楽しい山行を。

木曽駒ヶ岳 9月 標高2600mから短時間で乗越までたどりつける。

岳沢の紅葉 ある人に聞くと涸沢でなくて、ここがきれいなんじゃないかな。

上高地 明神 穂高の峰々がよくみえる。10月下旬頃には初雪が降るかも。カラマツの落葉が素晴らしい。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ