令和五年(2023)「梅雨明け」2023.7.25


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令和五年(2023)「梅雨明け」2023.7.25

梅雨明けが「暑中見舞」に当たり立秋を過ぎると「残暑見舞」に変わる。気象庁は中国(山口県を除く)、近畿、東海地方が7月20日、四国、北陸地方が21日、関東甲信、東北地方(北部・南部)が22日、九州南部が23日、そして九州北部(山口県含む)が25日「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。7月17日、一時的に梅雨前線が消失していました。このタイミングで梅雨が明けたのではと。ちなみに沖縄地方では6月25日に、奄美地方では26日に梅雨明けが発表されています。梅雨は、北海道ではないと思われています。梅雨前線は、東北北部までしか北上しません。しかし、6月特有の気候「蝦夷梅雨」があるとか。

毎年のように起きる豪雨被害。国土は地震が多くまた気団に囲まれています。険しい山や急流が多いので、河川の氾濫や土砂災害が引き起こされ、建物の浸水や道路の冠水の洪水被害が発生しています。最近は、宅地造成の関連で内水氾濫も起きている。全国的にもハザードマップの見直しが更新され、以前より災害のリスクの高まった区域が増えている。実際、70歳代が生まれて初めて被災したというのを聞きます。それくらい、気候が荒れている。内水氾濫は、河川の氾濫を防ぐために排水機場の水門を閉めるが、支流が越水してしまう。排水機能が追い付かないほど雨量が多いので難しい。またダムが決壊する恐れがあり緊急放流すれば、下流の地域で浸水する可能性はある。他に貯水池(ため池)が決壊すれば周辺の住宅が浸水する。水道給水には受水槽方式と直結増圧方式があり後者だと地下にあり、浸水するとダメージを受ける。どこかの芸術館で地下に倉庫があり、文化財、楽器が被災したという話も稀ではない。システムの見直しが必要だ。それには莫大な資金が必要。できる事から着手していくのと防災に対する今までの考えを変えないと。

記録的短時間大雨情報」や「土砂災害警戒情報」は大雨警報が発令されている条件で、都道府県と気象庁が発出する情報(国土交通省HPなど)。
キキクルYAHOO防災NHK防災、エリアメール(docomo ※各スマホ・携帯のキャリアの防災アプリ)で通知を受ければ、ハザードマップや避難所などの情報も入手できる。

二十四節気の大暑は7月23日、土用は7月30日、立秋は8月8日です。梅雨前線の影響はなくなるものの、気温上昇により発達する積乱雲などで急激な天気の変化に注意ください。また、熱中症警戒アラートが発令の地域では、危険な暑さのため外出時、屋内での過ごし方に注意が必要です。暑さ指数予測値に基づき、17時と5時の1日2回、発表されます。

朝から肌に照り付ける日射。夏の桜木にセミが鳴いている光景がしばらく続く。台風6号は、大災害をもたらすのでなく、太平洋の海水をかきまわし、太平洋高気圧の勢力を抑え、熱波が収まる事を期待したい。熱帯夜の収束する事が、猛暑を乗り越えるキーワードとなるか。

2023年7月17日の天気図 一時的に梅雨前線が消失、梅雨明けは近い。

2023年7月20日の天気図 梅雨前線が停滞

7月27日 21時 台風6号が発生する模様。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ