沙羅の寺


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沙羅の寺 安楽寺

御所のSNSで咲き始めの情報を得て、今週末が見ごろと予想してうかがった。
この日は、朝から31℃。梅雨など微塵にも感じられない猛暑。
昨年で2000人近くが亡くなっていて、コロナの死亡者数より多い。社会問題となっているが、環境に対応できるか、なかなか難しい問題であるが、地球沸騰を止めなければならない。

白い椿 夏椿 涼しさを演出してくれる。花言葉「愛らしさ」
ある時、僧侶が沙羅の木と呼び、その後、沙羅双樹と伝わっていく。

沙羅双樹は、釈迦が入滅された時、傍らの両側に咲いていた花木。

この時期、紫陽花の花があまりに著名で、目立たないかもしれないけど。
沙羅双樹の落花は儚さを覚える。この花は「一日花」。朝咲いて、夕方に萎むのでなく、そのまま落花する。豪快な最期である。
飛鳥時代この地(稲宿)にあった葛城寺の後に建てられ、江戸時代に現在地に建てられた。

平家物語の一節から

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ