ケンプのサインピアノ


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ケンプのサインピアノ

ドイツ・ピアノの巨匠ウィルヘルム・ケンプ氏
1936年から10回来日、1961年では日本初のベートーヴェン全ピアノソナタ32曲連続演奏会、1970年では「新約聖書」とさらにピアノ協奏曲全5曲のチクルス演奏会の歴史的偉業を成し遂げる。弾き終えたアンコールでは、バッハ(ケンプ編曲):シンフォニア~カンタータ第29番『神よ、あなたに感謝を捧げます』

豊平館は、1880年(明治13年)、現在の札幌市民ホールの地に安達喜幸により建築された西洋風のホテル。明治天皇の札幌行幸にあわせて建設。1881年(明治14年)8月30日から9月2日までの4日間、御在所された。1926年(昭和2年)に豊平館北側に増築する市民会館の前身となる「札幌市公会堂」が建てられた。1936年(昭和11年)にケンプは札幌で演奏会を催行している。1958年(昭和33年)に、札幌市民会館のリニューアルに伴い、中島公園に移設された。札幌市民会館は、その後、リニューアルされ「札幌市民ホール」として運営されている。1997年には、中島公園に札幌コンサートホール「kitara」が完成した。2012年(平成24年)3月まで結婚式場として利用されていた。2016年(平成28年)6月20日より観光施設、貸し館として再オープン。

豊平館は、明治天皇が泊まられた洋館でホテル。公会堂の役目も果たしたという事はピアノがあり演奏会も催行されていたのか。移築後は、部屋を再現し、結婚式場として多くの縁をつないできた。拡張高く、貴重な建築物。登録有形文化財に指定。
スタッフの方が、「ここのピアノ、ケンプのサインがあるの」。どこにあるのか確認しました。

 

中島公園は、札幌市の中心部で緑の多いところ。クラシック音楽専用ホール「kitara」もある。

札幌も気温32.7℃。お濠の水辺の水温が高いので、カモは草むらの日陰で休んでいる。

あっ。ジハンピ発見! どんどん広がるといいな。

中島公園の日本庭園

豊平館 星のマークが印象的。札幌は時計台もそう。ストーブ用の煙突が2本ある。なお、屋根に和風建築の要素を取り入れている。

結婚式場が行われていた部屋。

「祥雲」の扁額

 

 

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ