吉田正音楽記念館~日立~


吉田正音楽記念館~日立~
吉田正 1921年(大正10年)1月20日 – 1998年(平成10年)6月10日)は、日本の国民歌謡作曲家。茨城県日立市出身。生涯作曲数は2400曲を超える。都会的で哀愁漂うメロディーは都会調歌謡と称され、ムード歌謡から青春歌謡、リズム歌謡まで幅広く手掛けた。吉田正門下として、吉永小百合をはじめ、鶴田浩二、三浦洸一、フランク永井、松尾和子、橋幸夫、和田弘とマヒナスターズなど多くの歌手を育て上げた、戦後の日本歌謡史を代表する作曲家の一人。
戦争の悲惨な体験をした。満州で敗戦し、シベリア抑留された。その時の思いは「昨日も今日も=異国の丘」で、国内に作曲家知らずで反響を呼んだが、1948年に復員し、作曲家として活動を開始。1953年「街のサンドイッチマン」、1957年「有楽町で逢いましょう」、1962年「いつでも夢を」(吉永小百合と橋幸夫)、1968年「ぶらくり丁商店街」を舞台とする「和歌山ブルース」(古都清乃)でヒットを飛ばす。1998年、死去(77歳)。作曲家として3人目の国民栄誉賞を受賞。
2004年、故郷の日立市神峰公園(標高130m)に記念館が開設された。ここは市民の憩いの場で、かみねレジャーランドをはじめ、動物園、遊園地、市民プールがある海を見渡せる公園。橋幸夫が2012年から名誉館長をつとめられた。
訪れてよかった。日立駅から歩いたが3㎞、45分。暑い日で。バスでいってもかみね公園口から坂を登るのは変わらないし、バスの便数が少なくて。駅通りを歩きながら昼飯をチャージして、記念館まで歩く。キャリーの荷物が一緒だが、この急な坂はなかなかキツイ。しかし、遊園地や動物園などなんだか楽しいエリア。頂上付近には展望台があり景色がよい。
記念館は5F建ての立派なミュージアム。1Fの映像コーナーで、1曲3分くらいの解説付き動画がみられる。20曲。歌とともに時代を学ぶ。ショップコーナーが併設。2Fパネル展示とCDジャケットギャラリー204曲のヒット曲、3Fピアノ展示、4F作曲体験、5Fレストランから展望は気持ちよい。ここでコンサートが行われている事も。
私のお気に入りは「霧子のタンゴ」甘い低い声のフランク永井。そして、言うまでもなく「異国の丘」(竹山逸郎、中村耕造の歌唱)これは秋川雅史で聴いた時に、鳥肌がたって何度も聴いた。悲しみと戦争はダメな事を伝える。
内観は撮影禁止エリア ただし、5FのレストランはOK。詳しくはこちらで。
プロフィール

- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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