蔵王の御釜と「刈田岳」1759m


蔵王の御釜と「刈田岳」1759m
蔵王とは、宮城県と山形県にまたがる山地や宮城県蔵王町の事。正しくは、蔵王山と言うらしいが、そういう山はなく、最高峰は、熊野岳(1841m)で山形県側にある。宮城県側には屏風岳(1825m)や刈田岳(1759m)がある。象徴と呼ばれるのが蔵王連峰の中央部にある「御釜」(標高1670m)。3,000年前の噴火によって形成された、直径約330mの円形の火口湖で、五色沼(ごしきぬま)とも。最近だと1918年(大正7年)に噴火し、その際、御釜に噴気が発生した。この名は、福島や群馬にもある。御釜の湖岸線は1080メートル、東西直径325メートル、南北直径325メートル、最大水深27.6メートル、平均水深17.8メートルで、火山活動によって水深が変化する。水質はpH3.5の強酸性であり、生物は一切生息できない。幻の「五色川」が雪解け期に現れる。7月は、残雪による「魔女の瞳」が見られるかも。御釜の湖水は水面下で濁川へ流れ出ている。そして、水の色は、コバルトブルーまたは瑠璃色で多少変化し、神秘的。
蔵王エコーライン(無料)からハイライン(有料)に入る。手前の駐車場から刈田岳に登る方法もあるが。ハイラインを経て、山頂レストハウス駐車場に着く。観光客が多いので。山頂近くはすぐ満杯になってしまう。山頂レストハウスのレストランからは、熊野岳の絶景がみられる。さて、レストハウスからハイキングコース。とは言うものの、足場はよくないのでスニーカーは×。ゴロゴロ岩やザレた道を行く。分岐では、熊野岳方面と、刈田岳(刈田峯奥社)方面へ。
少し行くと、御釜がみえてきた。地元の人によると、3回に1回くらいの晴天で、曇ったりガスったりで見えない事もあるとの事。この日は、よく晴れた。
蔵王 御釜 神秘的な火山湖
手前の大黒点駐車場から この登山口から刈田岳へ行ける。
「蔵王山頂レストハウス」1720m 蔵王ハイランドを経て駐車場からすぐ
何とも荒々しい自然の大地。蔵王権現が祀られている。地層の褶曲が100万年を物語る。
その時、陽が一層差した。御釜の外郭部がくっきりとみられ感動。
刈田嶺奥社
刈田岳のピークに到達。蔵王国定公園の標柱。
蔵王刈田嶺神社 御朱印を授与する列ができていた。
プロフィール

- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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