大峯山


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大峯山 大峯山脈は 八経ヶ岳(1915m)最高峰とする 南北 全長50kmにわたる山脈。
北は吉野山のライン 南は熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)のライン 全長80kmにわたる路は 2004年 世界遺産「大峰奥崖路」に登録された。山上ヶ岳(1719m)稲村ヶ岳(1726m)行者還岳(1549m)弥山(1895m)などが連なる。

さて、観音峯山(1330m)に登る。トンネルを過ぎるとすぐ右手に登山口があり そこから。つり橋を渡る。観音の水 第一展望台 観音平 観音峯展望台 観音峯山頂上。道のりは 片道 90分程度 法力峠などにわたるルートもあるが、折り返すルートが楽である。第一展望台は あまり 見晴らしは良くない。

次に 大橋茶屋に向かう。大峯山への入口である。5月初旬とはいえ バーベキューの時期になり 車が多くなった。渋滞は仕方がないのかも。地上は 24度というが 天川は 18度 と涼しい。奥に入ると 龍泉寺や ビジターセンター 食堂や土産屋、温泉などの街並みがある。その街並みをすぎて「母公堂」や「大橋茶屋」(大峰山登山口)がある。

「みたらいブーム」「天川ブーム」「修験道ブーム」大橋茶屋(標高913m)の女将さんは 言う。朝夜は冷えるのでストーブ焚いている。山開きの時期(5月3日~9月26日)来られる方、特にパーベキューなどで ごみを出さないで持ち帰ってほしいと話す。

昆布うどんを食べ 体があたたまった。

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母公堂(ははこどう)修験道の祖 役行者が 大峯山で厳しい修行をしている。母が 追いかけてくる。そこで 母を案じて 蛇ヶ谷に庵を建ててもらい ここ 母公堂で時々会ったとされる。また、大橋茶屋の先に「女人結界門」をつくった。これが『女人禁制』のはじまりであった。修行の道は 魑魅魍魎の世界、女性には厳しすぎる。

そこで 女性は 稲村ヶ岳へは登れた。ただし 女人大峯「稲村ヶ岳」は 女性が登る山だからと 軽く見てはならない。厳しい山である事に変わりはない。

2月には 男性が滑落で亡くなっている。冬山30cmの積雪はあるから 道がない事で遭難する恐れ また 雪崩などによる滑落がある事を。下りの怖さ 念頭に置いてほしい。

大峰山 入口 門をくぐると 風が違う。風の音だけが。
鳥の声がしない。独特の空気。聖地に相応しい。1300年の伝統を今にまもる。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ