彼岸花 


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彼岸花 秋の彼岸の前後のみに咲く花 球根状から 秋になると茎が突然のびてきて 上に6つの花のつぼみができ 時期になると放射状に開く。色は、赤が代表的だが 白 黄色もある。

高麗川の「巾着田」彼岸花は500万本 赤色に染まる。圧倒された。彼岸花は、日本各地で咲きほこる。

白い彼岸花・・・リコリスとよばれる。花言葉は「思うはあなた一人/また会う日を楽しみに」また、花と葉が同時に出ることはない事から「葉は花を思い、花は葉を思う」ので「想思花」と言われる。飛鳥の棚田でもみられる。

曼珠沙華 サンスクリット語で「天上に咲く紅い花」。よいことがある前兆といわれた。
一方、彼岸花には毒があり、土葬のお墓の畦道にも咲いたりすることから、怖い花のイメージがある。あの 赤色は 桜のピンクとは違い 血を連想させるなど よくない意味に使われる事もあった。土葬の畦道などに モグラが荒らさないように、ヒガンバナを植えて守ったのが智慧である。

日本独自の行事で、仏教用語から。煩悩や悩みに溢れた私達が住む世界を此岸(しがん)とよび、六波羅蜜「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」をこの時期に修養する事で、彼岸に行く事ができるとされている。

神社では、先祖を祭る日であった。参詣し、春は五穀豊穣を祈り、秋は実りある収穫に感謝する習わしがあった。皇霊祭(こうれいさい)も春、秋の彼岸の日、宮中祭祀が行われる。歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る儀式で、主たる皇族の忌日を春と秋に纏め奉祀している。古代中国では祖廟を祀る日であった。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ