台風21号 爪痕


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台風21号 爪痕

台風といえば 一年に3個くらい上陸・接近し 通過していくもの。南西諸島など 通り道では
対策をたてているのか 被害を最小にする知恵ができている。実際 被災者のニュースに出てくることがほとんどない。

残念なのが 警戒情報を出しているのに 被災してしまうこと。外出は控えなければならない。
土砂災害警戒区域(ハザードマップ)では、避難指示、避難勧告が出されれば避難所に避難した方がよい。状況がひどくなり、避難できず災害が発生し被災してしまう。

10月中旬ともなるのに 台風が発生 しかも それるのではなく 9月と同じルートを通過してくるようだ。今回の台風 強風域が1900kmと 日本列島全体を覆う 超巨大な勢力。また
海水温が高いため 沖縄では熱波で 30度以上の日が10月にもかかわらず続いているという。

前線が動かないということは 溝ができている。寒気と暖気がぶつかって 譲らない状態。北側では 北風が吹き 気温が低い。さきほど 市の防災無線からの放送があった。窓をあけてないので かすかに聴こえる程度。そして 風も強くなってきた。今回の台風は 大きく曲がらない。

そういえば体感として、秋雨前線が日本に停滞、しかもほぼ1週間程度。台風は、高気圧のへりを通るというがそうだろうか。高気圧が弱いのでは。夏のような湿っぽい猛烈な雨でなく(30mm)中程度の雨が断続的に降り続いた。風もほとんどない、冷たい雨。そして、台風本体が近づいてくると(60mm)豪雨が降るが、全体的に断続的な雨が威力で地盤がもたず崩落する。本体が、暴風雨域を過ぎていくあたりから、猛烈な風が吹いた。南東側の斜面の急峻な河川、または河川幅が狭く、許容量を超えた地域では、浸水し被害が出た。

土砂崩れで通行止め 浸水しているところは 水が引くまでは 近づかない事。台風のエネルギーは凄まじい。これは まさに 前線の中に飛び込んで 災害をもたらす台風のイメージだった。

被災された方を見舞うとともに 復旧を願っています。

地球の外から 台風をみる。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ