2018.1.31 皆既月食「スーパーブルーブラッドムーン」


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2018.1.31 皆既月食 3年ぶり。実は 部分月食なら 一年に3度くらい 条件が整えば見える時もあるようだが、それらは 日没 日の出 あるいは 昼間(欧米地区での食)は 見づらい。月光浴。

スーパーブルーブラッドムーン(スーパーブルーレッドムーン)は、大変珍しいこと。確率として。スーパームーンは年に4〜6回、ブルームーンは、2年8カ月に1回、皆既月食は年に2回以上、起こるもの。北米でスーパー・ブルー・ブラッドムーンが前回見られたのは1866年3月31日だった。日本では約36年ぶりとなる。満月2380回に1度起こる、計算上、平均して265年に1度の出来事らしい。

ブルームーン 太陽暦で、一月に2回、満月があらわれるその月をさし、1回目でも2回目でも呼称される。今年は、3月にも同様、3月31日に満月があらわれます。

レッドムーン(赤い月)又は、ブラッドムーン(赤褐色の月)月食時の、赤褐色に輝いてみえる月。

スーパームーン(大きさが最大の月)厳密には、大きさが最大の月といえるかどうかだが、極小の時期ではないため スーパームーンと呼んでもいいかも。月との距離が関係し、その影響で潮汐力が変化し、赤道が縮小されたり膨張されたりし、地震の引きがねになる事がある。また、電磁波の出方が変わるとされている。

こういうとき、灯りのない場所で晴れていればきれいに見えるが、満ち欠けをよく見るためには 天文台での観測がおすすめ。予報では全国的に「曇り」、「太平洋側の一部」で雲の切れ目から見られるかもしれませんというのだった。しかし、何というのかな 見える気がしていたので、天文台に問い合わせ、丁寧に案内していただけました。(取材のようなものでした)

天文台は、標高680mにある。気温-9℃の日があり、路端などは雪が残っているので注意が必要だ。車を走らせる。国道は雪が解けているものの近づくにつれ、巻道を登っていくと、残雪がある。気温-3℃。そして、天文台へ。そこは、見晴らしのよい高台にあるドーム型天文台だった。

そこには、天文台の先生がいらっしゃって、いろいろご教授いただけた。観測機は、望遠鏡や双眼鏡などいくつもあった。スマホでの撮影方法にはコツがあるようでわかってきた。

19時51分に地球の影が月に落ち始める(半影)この頃から 少しかげりはじめる。
月食開始 20時48.1分  (光が失われる直前 意外と青い光)
食の最大 22時29.8分 (だんだん 赤い月になっていく)
月食終了 24時11.5分 (曇っていたので 見えない)

食が最大の皆既になったところで、赤い月をまじまじと見ていた。素晴らしい!「見られたのはラッキーでしたね」と。「私はね、夏山など標高3000mクラスの山を登るんです。天気が変わりやすいのを五感で感じることがあり、下り坂になるのが当たるようになりました。」しかし、雲が横切る。食が戻ろうとするその時、雲に覆われた。潮時を理解している。もうだめかもね。それから、月は二度と雲間から見えなかった。観測員の方も一区切りつけられたみたい。

気温は-6℃に達していた。隣に温泉がある。冷えた体に熱めのお湯。で、体がポカポカ。ここは「星のくに」「星乃湯」である・・・

次回は、2018年7月28日です。角度は低いようですが お天気がよければ見られます。本州の西側が対象です。

 

 

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ